3つのモードがあり、お好みで色合いの設定が可能

 プロトタイプは、今月8月に発売するプレイステーション Vita版『CLANNAD』と『Rewrite』より、プレイステーション Vita 2000の色合いをPC用モニターに近づける“色合い調整機能”を新たに搭載する。以下、リリースより抜粋。

■PC版の色味に近づける“色合い調整機能”につきまして
 原作がWindows用ソフトの作品のグラフィックは、一般的なPC用液晶モニターに合わせて彩色されています。
 一方、PS Vitaは構造そのものが液晶モニターとは大きく異なり“鮮やかな色合い”になる有機ELを搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近いものの“黄色みがかった浅めの発色”になる2000シリーズがあり、どちらも一般的なPC用モニターとはかなり違った色味になっていました。
 そこで、代表的なPC用ディスプレイメーカー“EIZO”のLEDバックライトディスプレイ“EV2736W-FS”を初期出荷状態で使用し、そこで表示される色合いとPS Vitaの色合いを比較。
 より“EV2736W-FS”の印象に近くなるように、PS Vitaで表示されるグラフィックの色変換を行う機能が“色合い調整機能”です。
 この機能には3つのモードがあり、お好みで色合いの設定が可能です。

・なし……PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい方用です。
・タイプA……PS Vita1000の有機EL表示のビビッドな発色を押さえPC版に近づけます。
・タイプB……PS Vita2000の液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みを押さえてPC版に近づけます。

 以下はPC用モニターとPS Vita2000で表示させた際の比較画像です(※画像はPS Vita版『Rewrite』のものです)。

プロトタイプが、PS Vita版『CLANNAD』と『Rewrite』より、PS Vita 2000の色合いをPC用モニターに近づける“色合い調整機能”を新たに搭載_01
▲色合い調整“なし”
プロトタイプが、PS Vita版『CLANNAD』と『Rewrite』より、PS Vita 2000の色合いをPC用モニターに近づける“色合い調整機能”を新たに搭載_02
▲色合い調整“タイプB”

・LEDバックライトPC用モニター EIZO FlexScan EV2736W-FS (カラーモードは出荷時初期設定。輝度のみPS Vitaに合わせて調整)
・PS Vita PCH-2000(市販品)

 
 
■“色合い調整機能”搭載タイトル
・PS Vita版『CLANNAD』 2014年8月14日発売
・PS Vita版『Rewrite』 2014年8月28日発売
・PS Vita版『FLOWERS』 2014年10月9日発売
・PS Vita版『グリザイアの迷宮 –LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA-』 2014年10月30日発売
・PS Vita版『グリザイアの楽園 –LE EDEN DE LA GRISAIA-』 今冬発売
・PS Vita版『学園ヘヴン2 ~DOUBLE SCRAMBLE!~』 今冬発売