イベントのためのスペシャル動画も公開

最期の13日がついに始まる――『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』発売日イベントをリポート_15

 E3 2006で『ファイナルファンタジーXIII』が発表されてから7年、ライトニングの最後の戦いを描くプレイステーション3、およびXbox 360用ソフト『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』が本日(2013年11月21日)、ついに発売日された。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは発売記念イベントが開催され、午後からは、ディレクターの鳥山求氏、ゲームデザインディレクターの阿部雄仁氏、リードプランナーの澤田唯氏の3人によるトークイベントが実施された。ここでは、そのトークイベントの模様をお届けしよう。

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ディレクターの鳥山求氏
ゲームデザインディレクターの阿部雄仁氏
リードプランナーの澤田唯氏
進行役は本作のイベントではおなじみの宣伝担当、村上洋平氏。

トークイベントでは、まず、崩壊に向かう世界に残された時間が13日間という時間の概念があることや、一新されたフィールド、バトルの概要など『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』の注目ポイントが紹介された。それらポイントは、これまでファミ通.comでも何度か紹介しているので、ここでは割愛する。


 ちなみに、時間の概念があることでゲームの進行を急かされる感覚になるのでは? といった懸念には「メインのシナリオのクリアーに必要な時間の約2倍の時間が用意されていますので、余裕を持ってプレイできると思います」(阿部)ということだ。

 バトルは前作、前々作のパーティーバトルとは異なり、ライトニングひとりで戦うことになる。「パーティーバトルからライトニングひとりでのバトルになったということで、心配される声も聞くのですが、本作ではライトニングは3つのスタイルをチェンジしながら戦うことになります。3つのスタイルそれぞれにATBバーがありますので、残りのATBバーを確認しながらスタイルを変えていくなど、パーティーバトルのような戦略的なバトルが楽しめると思います」(鳥山)。さらに、それぞれのスタイルはウェアを変えることで、ライトニングの性能やアビリティなどを変えることができるので、プレイヤーの好みでライトニングの能力をカスタマイズできるという奥深さもある。ウェアには、「『ファイナルファンタジー』シリーズに登場したジョブをイメージしたウェアもたくさん用意してあり、ウェアの中にはそのウェアにしか備わっていないアビリティなどもあります」(澤田)

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▲コラボコンテンツなども楽しみのひとつ。

 また、バトルではアクションゲームのように、ライトニングを操作し移動や任意のタイミングで攻撃することができる。本作では、敵に物理攻撃が当たる瞬間につぎの物理攻撃を行う、魔法攻撃が当たる瞬間に魔法攻撃を行うなど、特定のタイミング“ジャスト入力”で攻撃することによって、アビリティの効果がアップする。このテクニックを使うと、苦戦した敵も意外と楽に倒せるかもしれない。

 ただ今回、バトルの難易度は高めということで、“イージー”が前作、前々作の“ノーマル”に相当する難易度になっているとのこと。最初はイージーでプレイし、クリアー後の周回プレイからノーマル以上にチャレンジするといいだろう。

 イベントでは、ボスバトルとしてサイクロプス戦が披露。このサイクロプス戦ではガード性能を重視し、またHPが多くなる盾などを装備して戦うといいとのこと。ちなみに、ボスバトルでは「プレイヤーがいいプレイをすると、盛り上がる音楽に切り替わっていきます」(鳥山)という演出もあるという。

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 最後に『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』のおすすめポイントをそれぞれがアピールして発売日トークイベントは終了。

“アウトワールド”というオンライン要素でスクリーンショットやメッセージを投稿して、ほかのプレイヤーに送ることができます。ぜひ、オンライン状態にしてプレイしていただけると、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』の世界を共有しているような感覚で楽しんでいただけると思います(鳥山)。

本作では、時間を上手く使う、というところがポイントです。いろいろなところに行ってみると、さまざまな発見があると思いますので、できるだけ多くの場所を歩いてみてください(阿部)。

今回、バトルにかなり歯応えがあると思うのですが、苦戦した敵でもカスタマイズがハマったときにサクっと倒せたときの快感、やり応えを感じていただけるよう、かなり作り込んでいますので、ぜひ、皆さんならではのカスタマイズ、戦いかたを模索して楽しんでください。それを“アウトワールド”への投稿で披露してくれることを開発スタッフ一同、とても楽しみにしています(澤田)。

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▲『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』を購入した際のレシートを持って行くとオリジナル店頭ポスターがプレゼント(クリエイター陣から手渡し! サインもOK)
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▲平日ということもあり、店頭の試遊台には、サラリーマンが足を止め、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』に見入っていた。

 下の動画は、すでに→[こちら]で公開しているが、この日のイベントのために作られたスペシャル動画。本動画は開発チームが新規でシーンを制作し、本編では見ることができないオリジナルのシーンで構成されている。いままでのPVとはテイストが異なるものになっているので、ぜひチェックしよう!

 加えて下の動画は、こちらも本日発売の『LIGHTNING RETURNS:FINAL FANTASY XIII オリジナル・サウンドトラック』のミュージックダイジェスト動画第1弾も合わせてどうぞ。