こだわりの設定を求める熱心なファン向けも、もちろん充実

 コードマスターズから2013年10月10日発売予定のプレイステーション3/Xbox 360用ソフト『F1 2013』。同作に収録されるコースの紹介映像や最新の画面写真、そして各種設定が明らかになった。本日公開となった映像では、先日開催されたばかりのF1韓国グランプリの開催地である、ヨンアム・サーキットにて、マルシャのジュール・ビアンキがドライブするゲーム映像が見られる。同映像に収録される解説は、本作のテクニカル・コンサルタントを務める、元F1ドライバーのアンソニー・デビッドソン氏によって監修されたものを、日本語音声で視聴できる。


 おつぎは、本日公開された画面写真をお届け。こちらは、コードマスターズが運営するオンラインコミュニティ“CODEMASTERS RaceNet”に会員登録することで手に入るボーナスカー“1976 Ferrari 312 T2”や2013年シーズンのマシンが接戦をくり広げるシーンなどを堪能できる。

『F1 2013』は初心者でも楽しめるようにアシスト機能が充実、最新動画&画像もお届け_01
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▲2013年と80年代のF1マシン。
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▲DLCの“90年代クラシックパック”。フェラーリとウィリアムズ。
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▲DLCの“クラシックトラックパック”。エストリルとイモラ。
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▲コードマスターズの提供するオンラインコミュニティ“CODEMASTERS RaceNet”に会員登録をすると、“F1 CLASSICS”モードで使用できるマシン1976 Ferrari 312 T2が入手できる。同マシンは、2014年公開予定の映画「RUSH」(ラッシュ)にも描かれる、1976年のF1シーズンにジェームス・ハント(マクラーレン)とニキ・ラウダ(フェラーリ)によってくり広げられた伝説のバトルで、ラウダが使用したものだ。

 さらに、本作の各種設定を紹介しよう。本作では、レースゲームに不慣れなユーザーでも手軽にゲームが楽しめるよう、アシスト機能を充実させているのが特徴だ。また、こだわりの設定を求める熱心なレースゲームファン向けにも、本格的な各種設定を取り揃えている。設定可能な内容は、選択した難易度などにより異なるが、ここでは、代表的な設定について紹介しよう。

■レース設定
レースを始める前に、以下のような大まかな設定ができます

・グランプリタイプ……決勝のみ、短縮した予選と決勝のセットというように、参加するレベル(ボリューム)を選択可能。
・レース距離……ラップ数の選択や実際のレースの25%といった割合でも選択可。
・カメラ位置
・難易度
・パルクフェルメ
・天候
・セーフティカー など
※マルチプレイヤーモードでは、スターティンググリッド(決勝のスタート位置)なども選択できます

■オプション
レース中でも、ポーズすることで、手軽に以下のような設定が可能です

・ドライビングアシスト(下記の“ドライビングアシスト”を参照)
・ドライビングコントロール……操作ボタンの割り当てが変更可能
・画面表示……計器類の表示/非表示
・オーディオ
・カメラ位置
・カラーフィルター……当時のテレビ放送の色味を再現したカラーフィルターの有無を選べます

■難易度
上記の大まかな選択以外にも、「設定」にて、さらに以下のような項目を細かく選ぶこともできます。

・ドライビングアシスト
ブレーキアシスト、ABS、トラクションコントロール(滑りやすい路面での発進や加速時のタイヤの空転を防ぐ)、ダイナミックレーシングライン(推奨の走行ライン)、ギアボックスやピットアシストなどの設定が可能です。

・シミュレーションオプション
ルール/フラッグ……厳しくペナルティが科されてしまう設定とゆるやかな設定から選択可能。
マシンダメージシミュレーション・・・車体の外装のみ壊れ、性能に影響しない設定やダメージが連動する設定も選択可。
パルクフェルメ

・ゲームオプション
フラッシュバック……ミスをしてしまった時点から数秒間巻き戻せる機能の使用回数が選択可能
AI難易度

■クイックマシン設定
ガレージ画面で設定ができます

レース時の路面状態から“ウェット寄り”や“ドライ寄り”などのセットアップを数段階から選択し、最適なセッティングに仕上げてくれる便利な設定です。大まかに選択することで、最高速度やダウンフォースなども連動して自動調整してくれます。

<設定イメージ>
路面状態:   ウェット⇒中間⇒ドライ
最高速度:   最低⇒⇒⇒低⇒⇒最高
ダウンフォース:最高⇒⇒⇒高⇒⇒最低

■マシン設定
キャリアモードの確認画面で以下のような項目が設定可

“キャリア”モードや“F1 CLASSICS”の“グランプリ”では、レース設定だけでなく、マシンの細部にいたるまで、以下のように設定できます。自分好みの設定に調整して走りたいという本格志向のユーザーにおススメ。ゲームの進行中、チームから研究開発の協力要請を受け、掲げられた目標を達成すると、マシンのパーツがアンロックされるなど、アップグレードを行うことができます。

・エアロダイナミクス[走行中のクルマが受ける空気流の力]……エアロパーツの角度などの選択
・ブレーキング……ブレーキに作用するタイヤの空気圧やブレーキサイズなどの選択
・バランス……バラスト[マシンの重量の増減や重量のバランスを取るために積み込む重し]の配分の選択
・サスペンション[車体とタイヤの間にある、路面からの衝撃を緩和する装置] の選択
・ギアボックス[変速装置]……1速~7速の選択
・エンジン……燃料マップなどの設定
・アライメント[車軸に対する車輪の位置・姿勢]……キャンバー値やトー角の設定

■タイヤ選択
ガレージ画面で設定ができます

各タイヤの詳細と使用状況を確認できます。なお、タイヤの解説は、“ヤングドライバー・テスト”モードでも確認できます

オプション:乾いた路面でのグリップは最高だが、摩耗しやすい。
プライム:乾いた路面でのグリップは平均的で、オプションタイヤよりも長持ちする。
インターミディエイト:若干濡れた路面で活躍するが、乾いていると摩耗が早く、オーバーヒートしやすい。
ウェット:濡れた路面に最適だが、湿った程度の路面状態ではパフォーマンスが悪い。