やっぱり『タイタンフォール』はイイ!

 東京ゲームショウ2013も開催3日め。大盛況となった一般日初日の2013年9月21日(土)だが、新世代機Xbox Oneを出展した日本マイクロソフトブースもたくさんの人が訪れていた。日本マイクロソフトでは、ブースの奥に“Xbox ライブ ステーション”を設置。連日注目のXbox One情報や、ゲストを招いてのスペシャルコンテンツをお届けしているのだが(⇒初日の模様はこちら)、この日行われたのが『タイタンフォール』のイベント。

 編集部きっての『タイタンフォール』好きとして知られる記者だけに、この機会を逃すまじ! と、日本マイクロソフトブースに足を運んでみると、ゲストとして颯爽と登壇したのは、先日ファミ通.comでインタビューしたばかりのRespawn Entertainmentのコミュニティーマネージャー、アビー・ヘップさん(⇒インタビュー記事はこちら)。司会者の方から「Respawn Entertainmentの“顔”」と呼ばれていたので、同社のスポークスパーソンなのでは……と思われる。

あまりにも美しすぎるRespawn Entertainmentの“顔”が語る、『タイタンフォール』の魅力【TGS2013】_02
▲颯爽と登壇したアビー・ヘップさん。それは“顔”にもなるわね~というお美しさ。

 イベントは、日本マイクロソフトの担当の方が、「タイタンフォールとは?」や「なぜロボット?」と質問を投げかけ、それに対してアビーが応えるという形で進行した。イベントでは、『タイタンフォール』が、ふたつの勢力がしのぎを削る“フロンティア”という惑星を舞台にした、マルチプレイヤー専用のFPSであるといった基本情報が公開された。“マルチプレイヤー専用”ともなると、本当にマルチプレイのみになってしまうのか気になるところだが、「シングルプレイ的な楽しみかたもできますよ」とアビー。Respawn Entertainmentといえば、もと『コール オブ デューティ』を手掛けたスタッフが集結した会社としておなじみ。となると、最新作はミリタリーものか、近未来FPSになる……と考えるのがふつうだが、蓋を開けてみると遙か未来を舞台にしたロボットモノ。当然、多くのゲームファンは意外な感に打たれたわけだが、「なぜロボットもの?」との質問には、「SFの世界観に挑戦してみたかったんです。いろいろなことにトライしたかったんですね」(アビー)とのこと。

あまりにも美しすぎるRespawn Entertainmentの“顔”が語る、『タイタンフォール』の魅力【TGS2013】_04
▲イベントの模様は会場内で流されたほかに、ニコニコ生放送でも楽しめた。
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 本作の象徴とも言える、巨大ロボ“タイタン”。さぞや圧倒的な力を誇るのか……と思いきや、けっこう歩兵でも渡り合えたりする。「タイタンってムテキ?」との質問には、歩兵VSタイタンでちゃんと勝負になるように、マップに気を使ってバランス調整をしたと、アビーは説明した。すでに2回も『タイタンフォール』をプレイしている記者が思うに、高いビルからタイタンフォールを攻撃したり、危なくなったら、建物の隙間に隠れたり……といった形で、タイタンに対峙することができるようになっているのだ。壁伝いよろしく、建物から建物へとポンポンと移動できるのも歩兵の有利なポイント。アビーによると「マップの端から端まで、下に降りずに移動することもできますよ」とのことで、そういった下に降りずに移動できるポイントを探すのも、本作の楽しみかたのひとつとなるのもしれない。

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 さて、アビーがインタビューでも答えたとおり、『タイタンフォール』は日本のコンテンツに影響を受けているとのこと。マップを見れば、それは一目瞭然で、建物にはカタカナの文字があったり、桜が咲いていたりする。コンビニっぽいお店もあったりするのだ。ロボットといえば、やっぱり日本の専売特許だけに(と、記者は勝手に思うのだが、同じ意見の方も多いのでは?)、やっぱりうれしくなってしまう。そんなわけで、「たくさんの日本のファンの皆さんに、『タイタンフォール』を遊んでいただきたいです」とアビーがとびきりの笑顔でメッセージを送ったとき、記者も強く、コクリとうなづいたのでした。

あまりにも美しすぎるRespawn Entertainmentの“顔”が語る、『タイタンフォール』の魅力【TGS2013】_01
▲少し見えづらいかもしれませんが、左の壁に“タイタン”と書いてあるのでした。桜も日本的。