極限状況で描かれる命のドラマ

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、週刊ファミ通2013年8月15・22・29日合併号(2013年8月1日発売)にて、2013年10月17日に発売予定のプレイステーション3用ソフト『BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)』の最新情報を公開した。以下、記事内容を抜粋してお届けする。


 『HEAVY RAIN(ヘビーレイン)-心の軋むとき-』で知られるゲーム開発会社、Quantic Dreamが開発中のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、霊体と交信できる力を持つ主人公ジョディの人生を体験することになる。今回は、ソマリアでのエピソードを紹介しよう。

■紛争で荒れるソマリアに単身乗り込んだジョディ

 これまでの記事では、研究施設での能力テストやホームレスたちとの共同生活など、どちらかというと“静”をイメージさせるシチュエーションを紹介してきた。しかし、今回判明したエピソードは、打って変わってアクション要素が強いものとなっている。ジョディは軍事訓練を積んだCIAの一員としてアフリカ大陸のソマリアを訪れ、その地域を支配する軍事政権の将軍ジャマールの暗殺任務に臨むことになる。戦闘服に身を包み、顔にフェイスペインティングを施したジョディの姿は、まさに兵士そのもの。彼女がなぜCIAの兵士として行動しているのかは、現時点では不明である。

『BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)』ソマリアでのエピソードを大紹介_02

■無政府状態の混沌の地で感情を揺さぶるドラマが展開

 迷彩服姿のジョディが紛争地帯で敵兵士と戦うソマリア編のエピソードは、まるで戦争映画のようだ。しかし、本作で重要なのは、ド派手な銃撃戦の興奮ではなく、ジョディの感情の変化。Quantic Dreamの創設者であり、本作のディレクターでもあるデヴィッド・ケイジ氏は、「戦争というシチュエーションを描いたのは、誰かが正しいと思っていることが、じつは間違いでもあることを示したかったのです。正義や大義名分は衝突し合うものです。そんな状況に直面したジョディの感情の動きに注目してください」と語っている。果たして、ジョディを待ち受けるものとは……!?

『BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)』ソマリアでのエピソードを大紹介_01

エイデンの力を借りて任務を遂行

 内戦で荒れるソマリアに単独潜入したジョディ。CIAの協力できびしい軍事訓練を受けた彼女といえど、多数の敵を相手にするのは困難を極める。この任務では、霊体のエイデンと協力して先に進むのが賢明だ。ジョディの戦いとエイデンの能力について紹介しよう。

『BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)』ソマリアでのエピソードを大紹介_03

■敵地への単独潜入進路はすべて自由

 暗殺任務の最初の目的は、ヘリコプターで敵地に潜入し、ターゲットのジャマールの潜伏先を捕捉すること。敵に見つかると増援を呼ばれ、集中攻撃を受けてしまうので、ここでは見つからないように隠密行動を心がけるのが得策だ。オブジェクトの影に隠れて敵の行動パターンを観察し、相手の隙を突くように行動しよう。なお、ジャマールまでのルートは、プレイヤーの自由。フィールドの特徴を分析し、敵に発見されづらいルートを探し出せば、効率よく任務を進められるはずだ。

『BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)』ソマリアでのエピソードを大紹介_04

※詳しくは週刊ファミ通2013年8月15・22・29日号(2013年8月1日発売)をチェック


BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツー ソウル)
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
対応機種 PS3プレイステーション3
発売日 2013年10月17日発売予定
価格 5980円[税込]
ジャンル アドベンチャー / ドラマ
備考 開発:Quantic Dream