サムの新たな任務開始はもうすぐ!

 2013年7月18日~21日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにて開催されているエンターテインメントのイベント“Comic‐Con International”(通称“コミコン”)。開催2日日となる2013年7月19日に、ユービーアイソフトの『スプリンターセル ブラックリスト』に関するパネルディスカッションが開催。北米では2013年8月20日に、日本では2013年9月5日に発売される予定の本作の魅力をクリエイター陣が語った。

『スプリンターセル ブラックリスト』サムという男へのこだわりをクリエイターが語る【Comic‐Con International 2013】_01
『スプリンターセル ブラックリスト』サムという男へのこだわりをクリエイターが語る【Comic‐Con International 2013】_02

 クリエイティブディレクターのマキシマム・ベランド氏にとって、主人公のサム・フィッシャーは、ユービーアイソフトのキャラクターの中でいちばん好きなキャラクター。自由を守るために裏で行動している、影のヒーローであるところが、サムの魅力であるという。本作では、これまでひとりで行動していたサムがチームのリーダーに就任し、大きな課題に直面する。

 アートディレクターを務めるスコット・リー氏は、「サムの不満や失望などを、深くじっくりリアルに描きたいと思った」とコメント。サムというキャラクターを感じられる特徴を、顔の表情に入れ込んだとのことだ。

 会場では、とある屋敷に潜入するミッションのデモプレイが行われた。わざと音を出して敵をおびき寄せ、気絶させる。気絶させた敵のそばにスティッキーカム置いて、さらにほかの敵をおびき寄せ、こちらも気絶させる……という、見事なプレイが披露され、ファンから感嘆の声が上がった。

 また、本作のグラフィックの特徴として、ダイナミックなライティングが挙げられる。光と影の部分をうまく利用し、ときに大胆に敵に近づき、倒すのがポイントだ。ナイトビジョン・ゴーグルを使い、敵の位置を把握しながら、暗がりを駆け抜ける。わずかな時間のデモプレイではあったが、ステルスアクションの醍醐味がたっぷり詰まっているのが感じられた。

『スプリンターセル ブラックリスト』サムという男へのこだわりをクリエイターが語る【Comic‐Con International 2013】_03
『スプリンターセル ブラックリスト』サムという男へのこだわりをクリエイターが語る【Comic‐Con International 2013】_04
▲『スプリンターセル』のコミックについても言及が。“いまはクロス・マーケットの時代”という発言もあり、今後、どんどん『スプリンターセル』のクロスメディアが進むのかも?
『スプリンターセル ブラックリスト』サムという男へのこだわりをクリエイターが語る【Comic‐Con International 2013】_05
▲質疑応答では、サムのトレードマークである、ゴーグルをつけたファンの姿も見られた。