どちらかというと犬派の記者がお届けします
2013年7月7日、東京都千代田区のネコワーキングで、ゲームエンジン“Unity”の勉強会“女性のためのUnityハンズオン初心者勉強会”第2回が行われた。
主催したのはユニティ・テクノロジーズ・ジャパン。ゲーム業界で広まってきたUnityだが、まだまだ使っているのは男性が多い……ということで、このような女性限定イベントを開催することにしたのだという。
そして第2回となる今回のテーマは“Unityで猫もまっしぐら!”。Unityを勉強しながら、ネコワーキングにいる二匹の猫“キング”と“ココ”がメロメロになるようなアプリを作ってみるのだ。
というわけでサンプルプロジェクトもネズミが登場。ネズミが動きまわり、タッチすると消えるという猫向けアクションゲーム(!?)を作るのだ。
サンプルのパラメーターを弄ったりしながら、色を変えたり、ネズミにアニメーションをつけたり、そのアニメーションに合わせてネズミが進行方向を向くようにスクリプトを書いたりして、徐々にゲームっぽくしていく。
ちなみに講師を務めた高橋啓治郎氏からは、(猫の視覚特性を考慮して)「ハイコントラストな色使いにしたほうがいい」といった、猫向けならではのTIPSも。
基本的な動きができたら、子モーションを足して動きを複雑にしてみたり、当たり判定を作ってみたり、ネズミの発生部分を作って調整したり、ネズミが消える時に音を鳴らすようにしたりと、ゲームらしくなるよう作り込んでいく。
そして完成した人たちは猫パンチしてもいいiPadなどにプログラムを突っ込んでもらって審査員のお裁きを受けるわけだが、そこは気まぐれな猫のこと、反応がなかなか渋い!
しかし中には「ニャんですかこれは?」と視線を見事にキャッチするアプリもいくつかあったし、そもそも勉強会なのでコレで良かったんじゃないでしょうか!
なおユニティ・テクノロジーズでは、第3回目のイベントも予定している模様。「そろそろUnity使ってみようかしら」なんてゲーム開発淑女の皆さんは参加を検討してみてはいかがでしょうか。