目の前に映像が迫ってくる!

週刊ファミ通編集部 ブンブン丸が、HMZ-T2で『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の戦場に潜入!_01
週刊ファミ通編集部 ブンブン丸が、HMZ-T2で『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の戦場に潜入!_05
週刊ファミ通編集部
ブンブン丸
【ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer”HMZ-T2】
〈ディスプレイ〉●パネル:有機ELパネルx2 ●画素数:1280x720 ●仮想画面サイズ:750インチ(仮想視聴距離20m)※体感サイズには個人差があります
〈サウンド〉●サラウンド:5.1chバーチャルサラウンド ●付属ヘッドホン:密閉型インナーイヤー
〈その他〉●HDMI入力:1系統 ●ヘッドマウントユニット質量:約330グラム ●プロセッサーユニット寸法:幅180ミリx高さ36ミリx奥行168ミリ

 ドーモ! ブンブンです。
今回レビューさせていただくことになったHMZ-T2。
実は、周りでも前の機種のHMZ-T1を使っている人がいてその魅力は聞いており、自分でもぜひ体験してみたいなと思っていたところ。ゲーマー目線でのガチのレビューをさせてもらうので、よろしくお願いします。

 プレイするゲームは『コール オブ デューティ ブラックオプスII』。映像がきれいなのはもちろんのこと、戦闘での動きも非常に激しい部類に入るこのタイトル。ディスプレイをレビューするという意味では最適じゃない?

週刊ファミ通編集部 ブンブン丸が、HMZ-T2で『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の戦場に潜入!_02

 実際にゲームを動かして最初に感じたのは、目の前に映像が迫ってくるという感覚。家で大画面のテレビに近くで見ていても、こんな迫力は味わえないなと。HMZ-T2独特の距離感。これが非常にいいです。

 もちろん、視界にゲームの映像しか入らないという環境もすばらしくて、自然とゲームに集中できる状態に入れる。ゲーム画面に激しい動きがあっても、映像が遅れたり滲んだりといった要素がまったくないのは非常に好印象。このゲームは秒間60フレームの滑らかな描画がウリでもあるわけで、その魅力を損なうことなくプレイできたね。厳密に、遅延が発生していたかどうかまでは把握できなかった。気になるような大きい遅延はなかったと考えれば、うれしい点かも。

週刊ファミ通編集部 ブンブン丸が、HMZ-T2で『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の戦場に潜入!_03

 音に関しても驚かされるレベル。音を聞いていて、奥行きが感じられるんだよね。最近のゲームは音にもこだわったものが多いけど、HMZ-T2にはそれに応えられるヘッドホンが付属されているのもいいなあ。戦場での銃撃の迫力はもちろん、音声から敵の位置を割り出すなんてことも十分に可能。ゲームをプレイして最大限の迫力を味わうという点では、非常にハイレベルなディスプレイ。

 しばらくプレイしたら、本体の重みで少し首が疲れてきたんだけど、これは首をもたれかけられる椅子やソファーに腰掛ければ大丈夫そう。というか、その姿勢がHMZ-T2をいちばんリラックスした状態で使える。ベッドに寝転がって、枕なんかで首に軽く角度をつけて使うのがいいかなと。

 家で寝ながら据え置きのゲームをしたい人って結構いると思うけど、いちばんリラックスできる仰向けの状態でゲームをするのって、普通は無理なんだよね。でも、HMZ-T2があれば、寝たままゲームがプレイできるわけ。快適すぎて、起きるのが億劫になるのが怖いですな。ちなみに、HMZ-T2を装着したまま飲み物を飲んだりお菓子食べたり、なんてことも問題なくできたので、そのためにいちいちつけ外しする必要はなし。

個人的に押したいのは、以下の3点。

●映画館並みの迫力ある映像でゲームが楽しめる
●クリアな音質が味わえる(インナーイヤホン付属)
●寝たままゲームができる

 これがこの価格でひとつの製品で味わえるんだから、普通にオススメできる。HMZ-T2をつけてベッドに寝転がったまま、数時間ぶっ通してゲームが遊びたいね!

週刊ファミ通編集部 ブンブン丸が、HMZ-T2で『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の戦場に潜入!_04
『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
プレイステーション3、Xbox 360、Wii U、PC/スクウェア・エニックス/発売中/各7980円[税込]

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
プレイステーション3、Xbox 360、Wii U、PC/スクウェア・エニックス/発売中/各7980円[税込]

全世界で人気のFPS『コール オブ デューティ』のシリーズ9作目。1980年代の世界紛争と、2025年の対テロ戦争を描く。