懐かしのアーケードゲームがPS3に登場
8月22日発売予定の『ダンジョンズ＆ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-』は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を題材として制作され、アーケードにてファンから圧倒的な支持を得た名作を、プレイステーション3に移植したタイトル。『ダンジョンズ&ドラゴンズ タワー オブ ドゥーム』と『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドー オーバー ミスタラ』の2作品をまとめて収録している。アーケード版の徹底再現はもちろん、攻略映像や貴重な開発資料が見られるボーナスコンテンツの追加、オンライン協力プレイにも対応予定と、ファン納得の決定版となっている。
今回のイベントでは、国内では初となるプレイアブル出展された『D&D』。試遊台では、ひとり15分という時間設定だったので、じっくりプレイできた。もちろん、収録されている“タワー オブ ドゥーム”、“シャドー オーバー ミスタラ”のどちらもプレイ可能だ。
原作はアーケード版とはいえ、1999年に『ダンジョンズ＆ドラゴンズ コレクション』としてセガサターンに移植されているので、おもな操作体系はその当時と同じ。□ボタンで攻撃、×ボタンでジャンプ、○ボタンがアイテム・魔法の使用、△ボタンがアイテム・魔法の選択となっているが、○ボタン連打のクセがついていると、ついついステージの頭から、通常攻撃を出したつもりが魔法攻撃……というものご愛敬。移動は、左スティックか十字キーで行うが、これはお好みで。力が入ってしまい、ついスティックを押し込んでしまうといった誤作動もなかった。
グラフィックがHD仕様ということで、当時やり込んだプレイヤーも、懐かしい半面、新鮮な気分でプレイできるだろう。残念ながら試遊台は1人プレイなので、4人でワイワイとプレイすることはできなかったが、カプコン往年の横スクロールアクションの決定版として、十分楽しめる作品になっているはずだ。また、『カプコン アーケード キャビネット』の片岡謙治氏がディレクションを担当しているので、“手ざわり感”も安心できることだろう。
●ステージで『D&D』×『モンハン』勃発！？
6月1日には、ステージでスペシャルミニステージも行われた。本作のプロデューサーの土屋和弘氏とディレクターの片岡謙治氏が登場し、本作の紹介もほどほどに『モンスターハンター』の辻本良三プロデューサーと藤岡要ディレクターを呼び入れ、本作の魅力のひとつ、4人協力プレイを実機でのプレイで披露した。
4人ともカプコンに入った当初は、こういったアーケードタイトルのデバックを手がけていたそうで、「懐かしー」という声を連発。ボタンを間違って魔法を暴発するといったお約束のおちゃめなプレイをしつつも、徐々に連携が取っていき、10分の制限時間内に見事ステージをクリアーしていた。『ダンジョンズ＆ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-』のステージは、明日6月2日も予定されているので、ぜひステージも見てみよう。
また、カプコンのオフィシャルショップ“イーカプコン”では、本作の超豪華限定版『ダンジョンズ＆ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記- LIMITED EDITION』が登場。ソフト本編のほか、限定特典として、“ゲーメストムック Vol.34 D&D シャドー オーバー ミスタラ”復刻版、初CD化となる2枚組サントラCD、当時作られた非売品小冊子“シークレットファイル”復刻版、そしてゲーセンの説明書“インストラクションカード＆ステッカーセット”、エルフとシーフのラバーコースターセット、ポケット付き見開きクリアファイルなどを同梱。ボックスは西村キヌ氏、サントラCDジャケットは剛田チーズ（BENGUS）氏による描き下ろしイラストとなっている。
