笑いもシリアスも盛りだくさんな3時間
カプコンの『戦国BASARA』シリーズの舞台化第6弾となる、“舞台「戦国BASARA3 宴」”の東京公演が、本日2013年5月10日より東京・日本青年館にて開催となった。その同日となる5月10日に同会場にて、関係者向けのゲネプロ（公開リハーサル）公演が開催された。
まず、“舞台「戦国BASARA3 宴」”の出演者および、『戦国BASARA』シリーズのプロデューサーを務める小林裕幸氏、構成・演出・振付を担当する西田大輔氏が登壇。開演に向けての意気込みをそれぞれ語った。ここでは、一部抜粋してお届けする。
西田大輔氏
今回の“舞台「戦国BASARA3 宴」”という作品も非常に挑戦的な作品となっておりまして、最多登場数となる18人の武将が登場します。また、いっしょに“舞台「戦国BASARA」”を作ってきた久保田君（伊達政宗役）と細貝君（真田幸村役）が今回を最後に卒業となるのですが、その卒業の機に、この“宴”という作品を作れたことこそ、非常にすばらしいことだと思っています。福岡、名古屋、東京、そして大阪とがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いします。
小林裕幸氏
今回で“舞台「戦国BASARA」”も新キャラクターを増やしつつ6回目で、松田さんには本当にすばらしい松永さんを演じていただています。あと、さっき風魔が初めてしゃべりましたね。公演中は1回もしゃべらないんですけど（笑）。ここにいらしている方だけが聞くことができたという貴重な場面でした。またお知らせですが、7月13日、14日に“舞台「戦国BASARA」武将祭”というイベントを開催予定です。西田さん発案の、舞台以外でも盛り上がろうという初の試みです。チケットの一般販売は5月15日から始まりまして、そこで『戦国BASARA4』の新情報を出そうと思っています。最新映像も作成中で、イベントが初公開になりますので、ぜひ楽しみにしていてください。では、“舞台「戦国BASARA3 宴」”、すばらしい作品になっていますので、ぜひ楽しんで帰ってください。ありがとうございました。
そして、いよいよゲネプロ公演がスタート。ネタバレになってしまうため物語の詳細は割愛するが、今回は史上最多となる18人の武将たちによる群像劇が描かれ、影で暗躍する松永久秀を中心に物語が展開。伊達政宗、真田幸村、徳川家康、石田三成らおなじみの武将たちに加え、浅井長政、最上義光、風魔小太郎、今川義元など新たなキャラクターが加わり、物語を盛り上げる。また、迫力満点のアクションシーンもふんだんに盛り込まれており、ステージ上で所狭しとくり広げられるド派手な殺陣の数々に、観客は目を奪われていた。さらに、伊達軍と真田軍によるお笑い要素も盛りだくさんで、観客席からは笑いと拍手が起こっていた。
なお、“舞台「戦国BASARA3 宴」”の公演期間は、東京公演が5月10日～19日（全14ステージ）、大阪公演が5月23日～26日（全4ステージ）。5月14日の18：30の回終演後、久保田悠来（伊達政宗役）、細貝圭（真田幸村役）によるアフター・トークが開催されるほか、5月26日の大千秋楽公演（大阪）のライブビューイングも行われるので、併せてチェックしてほしい。
