取材陣の目の色も変わった!? 超豪華“龍の海鮮丼”!
2012年11月5日、東京・築地の“すしざんまい 奥の院”において、『龍が如く5 夢、叶えし者』と“すしざんまい”のコラボによるメニュー“龍の海鮮丼”の発表会、及び試食会が行われた。
『龍が如く5 夢、叶えし者』は、言わずとしれた人気アクションアドベンチャーシリーズ最新作で、プレイステーション3ソフトとして2012年12月6日発売予定。一方“すしざんまい”は、株式会社喜代村が全国49店舗を展開しているすしチェーンだ。
今回のコラボレート企画は、『龍が如く5 夢、叶えし者』のサブストーリーをクリアーするとゲーム内に登場するオリジナルメニュー“龍の海鮮丼”をアレンジした海鮮丼を、実際の商品として全国の“すしざんまい”にて販売するというものだ。メニューの提供は2012年11月6日~12月21日までの期間限定で、地区ごとに異なる3種類の“龍の海鮮丼”が提供される。
なおゲーム中での“龍の海鮮丼”関連のサブストーリーには、“マグロ大王”でお馴染みの、すしざんまい・木村清社長が本人の顔を元に制作された3DCGキャラクターとして登場。サブストーリー内では、木村社長と桐生が、いっしょに釣りをすることになるそうだ。また、ゲーム中の福岡・永洲街と札幌・月見野には“すしざんまい”の店舗が登場し、プレイヤーが飲食を行うことで体力の回復が可能となっている。
【木村社長登場シーン】
【福岡・永州店】
【北海道・月見野店】
“龍”の名は伊達じゃない!? 超スケールの海鮮丼!
2012年11月5日に行われた発表会&試食会では、『龍が如く』シリーズ総合監督の名越稔洋氏が登場。“すしざんまい”店舗運営部・部長補佐の小原氏から説明を受けつつ試食を行い、感想を披露してくれた。
試食の感想をコメントするのは苦手だという名越氏だったが、寿司は大好物だとのこと。今回のコラボと関係なく、プライベートでも何度か“すしざんまい”に食べにいったこともあるそうで、試食して「ウマイ!」を連発していた。
なお小原氏は、「これだけの内容でこの価格だときびしいのでは?」との質問に、「目一杯がんばりましたので、社長には少しにらまれましたが、思い切ってどうぞ、と(笑)」(小原氏)と笑顔で返答していた。たしかに、いずれも価格以上のお値打ちを感じる海鮮丼。とくに関東・関西地区のものは、価格こそもっとも高いが、アワビが丸ごと1個乗っていたり、大トロ、大海老も乗っていたりと、非常に豪華だ。奮発する価値があるメニューであることは間違いないだろう。
龍の海鮮丼 福岡中洲店・天神店・千早店
※福岡地区限定
◆価格:1,050円(税込)
◆食材:あじ、たい、いか、本鮪赤身、いくら、玉子、穴子(全7種)
※のり椀(みそ汁)付き
■小原氏のコメント
「地元福岡がゲーム中にも登場するということで、福岡の店長に考案させた海鮮丼です。地元で人気のあるネタをふんだんに盛り込んで、彩りよく盛りつけています。福岡では、イカ、白身魚、光り物が有名ですので、そのあたりが中心になっていますね」
龍の海鮮丼 すすきの店・小樽店
※北海道地区限定
◆価格:2,100円(税込)
◆食材:ぼたん海老、いか、うに、とびこ、いくら、まぐろ赤身、サーモン、ぶり、たい、穴子、玉子(全11種)
※のり椀(みそ汁)付き
■小原氏のコメント
「こちらも、北海道の店長に考案させました。皆さんご存じの通り、北海道と言えば、ウニ、カニ、イクラ、ぼたん海老が有名ですので、そのあたりのネタを盛り込んで、彩りよく仕上げてあります」
龍の海鮮丼 関東・関西地区
※関東・関西地区限定 ※「得得店」「廻転寿司店」「まぐろざんまい」除く
◆価格:3,675円(税込)
◆食材:本鮪大とろ、本鮪中とろ、本鮪赤身、あわび、いか、小肌、数の子、上穴子、大海老、いくら、たい、サーモン(全12種)
※のり椀(みそ汁)付き
■小原氏
「『龍が如く』のイメージを目一杯アピールできる商品に仕上げようと言うコンセプトのもと、“龍”に見立てた大海老を――これは恐らく、お寿司屋さんではあまり見かけないくらいのサイズのものを乗せてあります。それから、アワビもまるごと入れてみました。非常にスケールの大きな海鮮丼になっています」
続いて、“すしざんまい”広報販売促進室・梅原室長が登場し、今回のコラボ企画に関するコメントを語ってくれた。梅原氏によると、このコラボ企画を提案されたのは、今年の春先のこと。そのときには、木村社長には、「ウチなんかでいいのか、私なんかが出てもいいのか?」との思いもあったのだそうだ。しかし「人に喜んでもらうことが大好き、人を楽しませることが大好き」(梅原氏)という木村社長が、「これはおもしろいことになりそうだ」と、コラボ実施を決断したことで、今回の企画が実現したのだという。
また、ゲーム中で再現された“すしざんまい”の店舗や、木村社長のデモシーンを見た感想としては、「ここまでリアルに再現できるものなのかとビックリしました。福岡の店舗も、すすきのの店舗も、そのまんまに再現されていて、非常にうれしく思いました」(梅原氏)とのこと。ただし木村社長のCGについては、「かなり『龍が如く』の世界に合わせていただいたというか、非常にいい男になっていて、本物の木村社長を知っている方が見たらどうなのかな、と(笑)」(梅原氏)。
最後に梅原氏は、「こういった機会ができて、我々も楽しい思いをさせていただきました。リアルとバーチャルを越えた世界観の中でできた、ゲームから生まれた“龍の海鮮丼”、ぜひ『龍が如く』ファンの皆様をはじめ、多くの皆様に食べていただければと思います」と挨拶し、発表会を締めくくった。
[2012年11月15日1:00修正]文中で、すしざんまい木村清社長のお名前が誤って“木内”と記載されていたため、修正いたしました。読者並びに関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、訂正させていただきます。