CryEngine3が可能にしたリアルな狙撃アクションは要注目
サイバーフロントから、2013年に発売が予定されているプレイステーション3、Xbox 360、PC用アクションシューティング『スナイパー ゴーストウォリアー2』。
狙撃に特化したゲーム性で話題を呼んだ『スナイパー ゴーストウォリアー』の、続編となる同作の最新情報が公開されたので、以下、リリースより紹介しよう。
【物語のあらすじと展開】 主人公は、アメリカ陸軍特殊部隊所属のスナイパー、“アンダーソン”。そして彼と共に任務にあたるスポッターの“ディアス”は、フィリピンにて兵器密売を阻止するための“クォーターバック作戦”へと参加することに。彼らの任務は生物兵器の取引が行われる現場に潜入し、関係している者を全て掃討せよとの命令だった。だが、その取引現場でアンダーソンが目にしたのは、過去に自分を陥れる原因となった人物の姿だった。これはあの狡猾なロシア人が、チームを誘い込むために仕掛けた罠だということにアンダーソンは気づくが、歯車はすでに狂い始めていたのだった……。そして数々の任務を進めるなかで、アンダーソンを襲った悲劇の全貌が徐々に明らかになっていく。 ゲーム序盤は、主人公と相棒が任務に就くところから始まるが、そこに深くかかわる“過去の物語”が存在する。時間軸が変化しながら、次第に明らかになる謎。単なるスナイパーとしての任務を描くだけではない、映画的かつ重厚なストーリー展開が用意されているのだ。 |
登場人物紹介
リアルな狙撃アクション
本作から新たに導入されたゲームエンジン“CryEngine3”によって、スナイパーとしてのリアルな狙撃とスタイリッシュな演出が可能になった。風や主人公の周囲の状況が狙撃に影響するようなリアルな物理演算システムを搭載し、さらに距離の狙撃も可能になったことで、より現実の狙撃手に近い感覚を味わえるのだ。ただ狙撃するだけではなく、仲間のスポッターに狙撃をアシストしてもらったり、連携して攻撃することも可能。任務の舞台となるジャングルや山岳地帯が美麗なグラフィックで再現され、狙撃時のカメラ演出や爆発も、迫力の映像表現で戦場への没入感を高めているぞ。今回新たに、仲間のアシストや指示、そして敵がどのような攻撃を行ってくるかを決定する重要な機能であるAIも開発。より現実味のある戦闘がプレイヤーの目前でくり広げられるのだ。
◇弾道と狙撃距離
ミッションによっては、1km以上離れたターゲットを狙撃しなければならないこともあり、いかに着弾点を正確に予想するかが重要となる。現実世界同様、ゲーム内でもさまざまな要素が弾道に影響するのだ。
■スポッターとのツーマンセル
スナイパーである主人公は、相棒の“スポッター”とツーマンセルを組むことになる。スポッターとは観測手とも呼ばれ、狙撃の補助をしてくれる頼もしい仲間だ。基本的には、狙撃時に周囲の状況を確認し、目標についての情報などを細かく教えてくれる。狙撃ポイントまでの移動や、敵地脱出のサポートを行ってくれる以外に、ふたりで敵を挟み撃ちにするような攻撃を仕掛ける場面も出てくるだろう。ただ指示を受け、ターゲットを狙撃するだけではない、スポッターとの連携を重視したリアルなスナイピングアクションを体感しよう!!
■バレットカメラによる狙撃演出
一撃必殺の狙撃をするのがプロのスナイパーというもの。本作では“バレットカメラ”機能によって、狙撃が上手くいくほど派手な演出が楽しめる。敵の頭を貫通するような狙撃が出来れば、銃弾発射から着弾までを臨場感たっぷりにプレイバックできる。即死した敵が後方に倒れ込み、背後の崖や海にそのまま落ちてしまえばさらに完璧! 他の敵兵に死体を発見される危険もなくなるだろう。
■爆発物の活用
敵が大勢いるような場所で、攻撃に気付かれる可能性が高い場合はどうしたらいいのか? その場合、周囲に爆発物があれば、一気に片を付けることも可能だ。たとえば敵の腰にぶら下げている手榴弾や、車両の燃料タンクを狙って撃てば、大きな爆発を引き起こして複数の敵を一度に倒すことが出来る。潜入したら、建物の近くにあるドラム缶など周囲の確認も怠らないこと。時には大胆な攻撃で、効率良く敵を排除することも重要な戦略なのだ。
■赤外線/暗視スコープ
敵地に潜んでいる場合、すべてが自分の目で判断できるわけではない。夜間は勿論、建物の陰で敵が上手く視認できない場合などは、赤外線スコープや暗視スコープを活用しよう。「あそこの陰に敵がいるけれど、何人いるのかわからない……」という時など、赤外線スコープを使えば発見は容易だ。ただし、これらの機材はバッテリー式であり、ずっと使用できるわけではないので、必要な時を見極めて利用する必要がある。
狙撃用武器
ミッション内容&マルチプレイ
◇オペレーション・クォーターバック
フィリピンの兵器取引現場に潜入し、生物兵器がテロ組織の手に渡る前に阻止せよ。アンダーソンとディアスは狙撃チームとなり、メインの強襲部隊とは分かれて行動することになる。
◇マルチプレイ
ひとりで任務を遂行するシングルプレイ以外に、最大12人のマルチプレイで、友達や他のプレイヤーと遊ぶこともできる。ゲームに参加する一人一人がスナイパーなので、他のFPSにはない、狙撃をメインにした対決を楽しもう。