体験版の内容は“謎の大精霊”に決定
ファミ通.comで8月1日~8月7日に実施したアンケートの結果、東京ゲームショウ2012などで楽しめる『テイルズ オブ エクシリア2』体験版の内容が決定! とある目的のために、高度な文明を誇る国“エレンピオス”の食料生産工場“アスコルド”を訪れた主人公ルドガーたちは、工場の動力源として“ある大精霊”が捕らわれていると聞き、その姿を求めてアスコルド内部へ進入するという内容だ。当記事では、ひと足先に体験版をプレイさせていただいた編集者によるプレイリポートをお届けするぞ。
プレイ開始早々、意外な“あの人”が登場……!
メインシナリオに沿ったダンジョン攻略、ボス戦が楽しめる体験版。ここでのパーティーメンバーは計4名(+エル、ルル)で、ルドガー、アルヴィン、エリーゼと、もうひとりをジュードにするか、ミラにするかを選ぶことになる。どちらを選んでも体験版のシナリオ自体には影響しないので、バトルで共鳴(リンク)したい、あるいは操作してみたいほうを選ぶといい。
冒頭のイベントシーンでは、前作『エクシリア』の重要人物だった“あの人”がいきなり登場。当記事では名前を明かさずにおくが、会話の内容から、ここは“分史世界”であることがわかる。本作の“正史世界”では登場しないはずの人物も、分史世界なら存在しうるというわけだ。
イベントが終わると、いよいよ探索開始。警備兵やセキュリティーシステムを突破しながら、大精霊がいる場所を目指す。本来、このダンジョンには、最奥へ進むためのギミックがいくつかあるのだが、体験版では一部変更されており、おそらく迷うことなく進むことができるだろう。ただし、体験版は10分間の時間制限があるので注意。道中にいる敵と戦いつつ、最奥でボスにも挑戦したいなら、時間配分には気をつけよう。
バトルは前作以上に気持ちよく、わかりやすい!
バトルでは、好きな仲間(パートナー)を選び、操作キャラクターと共鳴(リンク)させることで、高度な連携が可能になる。この状態で敵を攻撃すると、画面左にあるゲージが徐々に溜まり、一定以上溜まった状態で術技を使えば、パートナーとのさまざまな共鳴術技(リンクアーツ)をくり出せる。メニュー画面にある“術・技”の項目から、“共鳴術技リスト”を参照し、特定の仲間と術技を組み合わせると“ユニーク共鳴術技”が発動するほか、リストにない組み合わせでも“コモン共鳴術技”が発動。要するに、どんな組み合わせでも、ふたりの強力な連携プレイが炸裂するのだ。これはわかりやすい&キモチイイ!
ルドガーの変身能力“骸殻”も体験可能。バトル中の時間経過によって画面右下のゲージが溜まり、数字が1になったらL3+R3ボタンを押せば、ルドガーが変身する。変身中は、異空間に敵全員とルドガーのみが存在する状態になり、HPやTP、ACといったパラメーターの概念もなくなるので、これまた爽快&怒涛の連続攻撃がくり出せる。空を飛ぶ敵が相手なら、宙を舞いながら攻撃を続けることもできてしまう。攻撃の種類や、くり出す順番などを考えながらプレイすれば、いっそう華麗に立ち回れそうだが、何も考えずに操作しても十二分にキモチイイ。体験版では、バトルの奥深さ以上に、気持ちよさを重点的に味わったほうがいいかもしれない。
アタッチメント、チャットにも注目
ファミ通.comのアンケートでは、体験版でパーティーに所持させたい“アタッチメント”の希望も集計した。その結果、もっとも多くの票が集まった“ユリウスのめがね”と、それに切迫する人気となった“エルの鞄”が、体験版に収録されているぞ。また、ジュードとミラのどちらをパーティーメンバーに加えたかによって、プレイ中に追加で手に入るアタッチメントも異なる。ジュードなら“防音ヘッドフォン”、ミラなら“バラのコサージュ”だ。
このように、体験版は内容が盛りだくさん! なので、10分間という限られたひと時を、ぜひ有意義に使ってほしい。東京ゲームショウ2012を皮切りに、本作を体験できる機会が全国各地で設けられるようなので、公式サイトなどで日時と場所をチェックしよう。
TEXT:週刊ファミ通編集部 川島ケイジ
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※画面は体験版のものです。