『ロボティクス・ノーツ』発売記念！　主題歌を歌うZweiが“特別なパセラ”でフリーライブを開催

志倉千代丸氏もゲストで登場

　2012年8月9日、東京・渋谷のパセラリゾーツ・グランデ渋谷にて、5pb.のプレイステーション3／Xbox 360用ソフト『ロボティクス・ノーツ』の主題歌「拡張プレイス」を歌うアーティスト、Zwei（ヅヴァイ）がフリーライブを行った。

　Zweiは、ボーカルのAyumu (アユム) とベースのMegu（メグ）によるユニット。『ロボティクス・ノーツ』の発売を記念して行われた本ライブには、抽選で選ばれた250人のファンたちが参加。また、Ustreamでの配信も行われた。

　ライブのスタートを飾ったのは、「拡張プレイス」、「Dragon」、「オカルティスクの魔女」をリミックスしたスペシャル曲。冒頭からパワー全開で場を盛り上げていく。歌い終わった後に、「じつは単独ライブは久しぶりなので、ノリかたをファンに教えてもらいたいんです」と語ったZweiだが、そんな悩みは感じさせないパワフルなパフォーマンスだった。

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　続いてZweiは、「風の旋律」、「イナンナの見た夢」、そして「激しい曲なので、みんながどうノってくれるか楽しみ」という「Monster」を歌い、さらに会場を盛り上げた。

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　ここで、スペシャルゲストとして、MAGES.代表取締役社長の志倉千代丸氏が登場。Zweiに「（僕に）質問はないの？」と問いかけると、Ayumuは「カキ氷は何が好き？」と、唐突な質問を投げかける。志倉氏は「セブンイレブンに売ってる練乳のカキ氷、おいしいよね。それから昨日はパピコを4つ（2セット）食べて、お腹を壊しました」とアイストークを披露。また、小さいころに「雪が降ったとき、街中アイスだぜ！　と思いながらイチゴのカキ氷シロップを雪にかけて食べた」というエピソードを語った。

『ロボティクス・ノーツ』発売記念！　主題歌を歌うZweiが“特別なパセラ”でフリーライブを開催_11 — ▲「ちよまるー！」という会場からのコールに応えて登場した志倉氏。

『ロボティクス・ノーツ』発売記念！　主題歌を歌うZweiが“特別なパセラ”でフリーライブを開催_10 — ▲「ちよまるー！」という会場からのコールに応えて登場した志倉氏。

　とはいえ、いつまでもカキ氷とアイスの話をしているわけにはいかないので、志倉氏が作詞作曲した「拡張プレイス」のコンセプトについてMeguが質問。志倉氏は「部活の夢から学校の夢、島の夢、日本の夢、世界の夢、宇宙の夢、というように、夢が拡張していくイメージ」と述べ、「人間は、ドットが見えないほどのディスプレイなんか作ったりしているけど、じつは銀河の中では、人間が住んでる星が単なる1ドットなんだ。人間の悩みなんて小さいものなんだ」というメッセージを込めていると語った。また、「歌詞自体がゲームの物語の伏線になっており、ゲームをプレイすると歌詞が違ったものに見える」ともコメント。『ロボティクス・ノーツ』をプレイした人なら、「拡張プレイス」の歌詞の意味がわかるはず！？

　独特のテンションとトークでZweiを翻弄した志倉氏。本来、志倉氏のトークは5分の予定だったそうだが、おそらく15分は喋っていたと思われる。ペースを崩されたZweiだが、気持ちを切り替えて、「まだフルで歌っていないこの曲を！」と、「拡張プレイス」を歌った。

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　続いて、Meguの「ギャップ萌えを感じさせてやる！」という宣言の後に披露されたのは、バラード曲「∞～infinity～」。「辛いこともあるけれど、前を向いて歩いていこう」というメッセージが込められた曲で、Ayumuは「聴くより感じてほしい」と、しっとりと歌い上げた。

『ロボティクス・ノーツ』発売記念！　主題歌を歌うZweiが“特別なパセラ”でフリーライブを開催_14 — ▲この曲ではMeguはキーボードを演奏。

『ロボティクス・ノーツ』発売記念！　主題歌を歌うZweiが“特別なパセラ”でフリーライブを開催_15 — ▲この曲ではMeguはキーボードを演奏。

　そして最後は「小指のパラドックス」を披露し、ライブは終了……のはずだったのだが、鳴り止まないアンコールに応え、Zweiのふたりが再び登場！　もう一度「拡張プレイス」を歌い上げた。「拡張プレイス」のサビの歌詞にある“特別なこの場所”を言い換え、“特別なパセラ”と歌うAyumu。なんと会場内を移動し、バーカウンターの上で歌うという驚きのパフォーマンスを見せ、ライブは最高潮を迎えた。