お待ちかねの後編をお届け!

『Haunt』クリエイターインタビュー後編 よりぬきファミ通Xbox 360【5月号】_03

 Xbox 360のKinect専用ゲームとしてXbox LIVE アーケードで配信中の『Haunt』。お化け屋敷アトラクション風な本作を生み出した日本マイクロソフトの山口氏と、七音社の松浦氏に開発秘話をお聞きした。今回はその後編をお届けしよう。
(※前編は【コチラ】)

Kinectで表現した『Haunt』というお化け屋敷は音楽と映像の魅力が詰まったワンダーランドになった(後編)

『Haunt』クリエイターインタビュー後編 よりぬきファミ通Xbox 360【5月号】_02
■日本マイクロソフト
プロデューサー
山口通広氏(左)
■エグゼクティブプロデューサー
七音社
松浦雅也氏(右)

――本作のセールスポイントは?
松浦 まずアピールしたいのは、音楽と映像です。XBLAタイトルですが、パッケージタイトル並みに非常に高いクオリティになっていると思います。とくに音楽は自分に近い分野ですので、いちばん気にかけています。

――完成しての満足度はいかがですか?
松浦 個人的な満足度は非常に高いです。越えなければならない高いハードルも越えられましたし、その達成感はすごくあります。
山口 僕らもかなり満足しています。Kinect対応のタイトルの中でも特異な内容ですし、Kinectの特性を活かしたユニークなものに仕上がっていると思います。

――今後もしKinect対応タイトルを制作するとして、すでにアイデアはありますか?
松浦 そうですね。最初に提案させていただいた中にも個人的にいいと思うものがありますし、チャンスがあればそういったアイデアも活かせればと思います。
山口 チャンスがあれば。ただ、その当時からは技術的にも進歩しているので、ベースとなるアイデアを活かしつつ新しいものを作り上げられればと思います。

――発売後の反応はいかがですか?
松浦 自分とお客様の満足度はぜんぜん違うものなので、そういう意味で最初はおっかなびっくりというか不安でしたが、思ったより好意的に受け取っていただいているようで、ホッとしました。それにパッケージタイトルだと店頭から消えてしまうことがありますが、ダウンロードタイトルはいつまでも残るので再訴求もしやすくてありがたいですね。

――ほかのKinectタイトルで気になるタイトルはありますか?
松浦 ティム・シェーファーさんのスタジオが作った『ハッピーアクションシアター』(2月1日配信のKinect専用XBLAタイトル)です。こういうアプローチもあるのかと思いました。ちなみに、『Haunt』で唯一言葉を話すベンジャミン・マルドゥーンというキャラクターがいるのですが、その声を当てているのがティムさんなんですよ。不思議な縁を感じました。

――最後にメッセージをお願いします。
松浦 まだ遊んだことにない方には「遊んで損はないですよ」と言いたいですね(笑)。やりがいがあって楽しい環境なので、絶対好きになってもらえると思います。
山口 パッケージでいろいろなKinectタイトルを遊んでいただいた方は、XBLAでもKinect対応タイトルが出てきているので、ぜひプレイしてもらいたいです。『Haunt』はその中でもとっつきやすく、家族とでも、友だちとでも、もちろんひとりででも楽しめるゲームになっているので、ぜひプレイしていただければと思います。

『Haunt』クリエイターインタビュー後編 よりぬきファミ通Xbox 360【5月号】_01

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※本コードは、2012年4月5日よりご使用いただけます。

●特別付録2:NINJA GAIDEN 3 攻略ガイドブック
3月22日発売『NINJA GAIDEN 3』を本誌では特別付録で徹底攻略!敵キャラクター別に倒し方を伝授、NINJA TRIALSもミッションごとにその攻略法をお届け!

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