妹かと思ったら男の娘、でもやっぱり妹!?

『恋チョコ』のスタッフが贈る新作『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』_05

 フェアリスは、2012年に全年齢対象のPCソフト『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』を発売する。

 本作は、企画・シナリオに堅木功氏、原画・キャラクターデザインに春夏冬ゆう氏、プロデューサーにサカモトアキラ氏と、2012年にTVアニメ化とPSP版の発売が予定されている『恋と選挙とチョコレート』のスタッフによる新作となっている。

 主人公の三谷陸斗は、父の再婚により、再婚相手とその連れ子である歩夢と暮らすことに。しかも何と、ボーイッシュな女の子と思いきや“弟”だという歩夢は、女装して女子生徒として学校に通うのだという。そして、入学式の朝、女装した歩夢を見ると、それは合格発表の日に見た美少女だった……。
 そのほかのクラスメイトも、中学からの友人の奈々瀬奉莉、歩夢とは逆になぜか男子生徒として通う茂森真央と、一癖も二癖もある面々。こうして新たな学園生活が始まるのだった。

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『恋チョコ』のスタッフが贈る新作『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』_01
『恋チョコ』のスタッフが贈る新作『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』_04
三谷歩夢(CV:茅原実里)
身長:152cm
体重:42kg
3S:75/55/78
年齢:15歳

この春から朝岡学園に通う、小柄でかわいい女の子。親の再婚により陸斗と義理の兄妹になった。
しかし、一時的に陸斗とひとつの部屋で暮らすこととなり、身の安全を確保するため“妹”ではなく“弟”だと偽ることに。
さらに「女の子として学園へ通うので普段は女装している」というウソも付け加えられた。
それらのウソに良心の呵責を感じながらも、陸斗の前では“男の娘”を演じている。
“女の子”としての歩夢は、ちょっと幼さが残るところもかわいいと評判で、中学時代は男子からの人気も高かった。
しかし、いまだに成長が乏しい胸のサイズにはコンプレックスを感じている。
性格は、見た目よりずっとしっかり者で気配りができる。
しっかりしているのは、忙しい母の手を煩わせないように、幼い頃から自分ひとりでなんでもできるようにやってきたから。
しかし、根は寂しがり屋なので、母の再婚により新しい家族が出来たことを大変喜んでいる。
家事はベテラン主婦の域に達している。特に料理は趣味だと公言していて、レパートリーも多い。
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三谷 陸斗
身長:171cm
体重:60kg
年齢:15歳
茂森 真央(CV:茅野愛衣)
身長:165cm
体重:49kg
3S:86/58/85
年齢:15歳
奈々瀬 奉莉(CV:伊藤かな恵)
身長:158cm
体重:46kg
3S:83/58/84
年齢:15歳

三谷 陸斗
この物語の主人公で朝岡学園の新入生。
基本的に争いごとを好まず、損な役回りを引き受けてでも出来るかぎり物事を丸く収めようとする温和な性格。しかし、悪意を持って騙す人にはなぜか過剰に反応し、激怒することも。
中学時代は勉強もスポーツもそつなくこなした。スポーツの中では特にサッカーが好き。そのセンスは抜群で中学時代に何度もサッカー部に入るよう誘われたが、家事を理由に断っている。
恋愛には人並みに興味は持っているが慎重派。自分が本当に好きな相手じゃなければ付き合えないと考えている。
直真の再婚については賛成というよりは容認という姿勢。死別した実母への想いが強く残っているため、良子や歩夢に対して新しい家族という認識が持てないでいる。ただ、同居人として考えるなら「仲良くやっていけるかな」と思っている。

茂森 真央
朝岡学園新入生で、陸斗たちと同じクラスになった。
正真正銘の女の子だが、なぜか男子の制服を着用し男子生徒として学園に通っている。かといって正体を隠しているわけでもなく、尋ねられれば正直に女性であることを告げる。
幼少の頃から、剣術“無限開真流”の総師範である祖父に男の子として育てられてきた。両親を亡くした自分を育ててくれている祖父に恩義を感じているため、“無限開真流”の免許皆伝を得るまでは己を捨てて男として生きようと思っている。ただし、未来永劫女であることを捨てるつもりはなく、免許皆伝の後に改めて自分の未来を考えようと思っている。
性格は基本的に冷静沈着、公明正大、強きをくじき弱きを助ける。しかし、若干正論を振りかざすきらいがあり、柔軟性に欠ける面も見られる。また、想定外のことが起きたりするとパニックに陥ることも。
今は女を捨てて生きているが、元来カワイイものが大好き。なのに、カワイイ服やアクセサリーなど身につけることを強く恥ずかしがり、抵抗を見せる。そういう振る舞いをするのは、真央自身が自分にまったくかわいげがなく、そういうものが似合わないと思い込んでいるから。もちろん、それは真央の自己評価が低いだけで事実は正反対である。

奈々瀬 奉莉
朝岡学園の新一年生。
性格は下町のいなせで生まれ育ったためか、面倒見が良く世話焼きで人情家。しかし、男に対してはあえて厳しく突き放すような態度を取ることもある。また、いつの頃からか子供嫌いを公言するようになったが理由は不明。
勉強、スポーツ、ルックスの三拍子揃っており、数多くの男から告白されたが誰にもOKを出したことはない。その理由として告白相手と自分が釣り合わないという理由をあげているが、本心かどうかは定かではない。一番仲のいい異性は、中学1年生からずっと同じクラスだった陸斗。しかし、盟友という言葉がいちばんしっくりくる間柄で、恋人関係に発展する気配はない。
名前の通りお祭り大好き、イベント大好き。とにかくみんなで楽しく盛りあがるのが大好きで、イベントを盛り上げるために率先して骨を折るタイプ。しかし、どちらかと言えば旗振り役であり、細かいことは実行役の陸斗に振ることが多い。
両親と弟の4人家族で、“七勢寿司”という寿司屋をやっている。経営の方は順調のようだが、家族仲はイマイチだともっぱらの噂。
歩夢が陸斗の前で“男の娘”のフリをしていることを、三谷家以外の人間で唯一知っている。

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その他キャスト
日笠陽子(拝田希実花)、竹達彩奈(神崎未玖)、堀江由衣(三谷良子)、儀武ゆう子(森 夏奏)、中村繪里子(住吉千里)、浅川 悠(東雲皐月)、緒方恵美(小林琉伍)、松岡禎丞(横山章介)、中井和哉(三谷直真)

TVアニメ化決定の『恋チョコ』の千里と皐月も登場

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 なお、同スタッフによる『恋と選挙とチョコレート』との関係もあり、時間軸としては、本作は『恋と選挙とチョコレート』の2年前にあたり、『恋と選挙とチョコレート』ヒロインの住吉千里が三谷歩夢のいとことして、東雲皐月が奈々瀬奉莉の幼なじみとして登場するとのこと。千里や皐月は2年前、どんな感じだったのだろうか? 『恋チョコ』ファンにとっても気になるタイトルとなりそうだ。

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