初代『ドラゴンエイジ』と同時期、カークウォールに後の英雄がたどり着く……。
2012年2月2日にスパイクから発売予定の海外RPG『Dragon Age II（ドラゴンエイジII）』のストーリーと戦闘要素の詳細が公開されたのでご紹介する。
舞台は竜の時代9:30年。前作『Dragon Age: Origins』で描かれた、闇の軍勢ダークスポーンのフェレルデン侵攻から始まる。この時フェレルデンのロザリング村から逃れ、北にあるカークウォールの街へと避難したのが、ほかでもない本作の主人公ホークの家族だ。プレイヤーはホークが戦いの果てに難民から英雄になっていく10年の物語を追うことになる。
ゲームの冒頭、ホークはダークスポーンの襲撃を受けながらカークウォールを目指す。キャラクター作成時には戦士・ローグ・魔道士からクラス（職業）を選択できるが、それにより家族の運命が左右されることも。
前作にも登場した魔女フレメスの助力により、ホークたちはカークウォールに到着するが、街は溢れかえる難民を門から締め出していた。叔父ガムレンの口利きにより、街の傭兵団か闇商人の元で1年間働く代わりに、街へと入れてもらえることに。
ドワーフの豪商バートランドは、ダークスポーンの数が減った地底回廊を探検し、ひと儲けしようとしていた。ホークらは探検隊に参加することになるのだが、その深奥で思わぬ窮地に立たされる。
ホークは、かつて母が住んでいた邸宅を買い戻し、カークウォールで貴族の地位を得る。しかしそのころ、街には近海で船が座礁したクナリ族が居座り、人間との摩擦がしだいに問題化し始めていた。
激化する反クナリ派の活動に対し、クナリ族の将軍アリショクはカークウォール君主デュマー子爵を亡きものとし、武装蜂起する。
クナリ族の武装蜂起から数年後、街の実権はテンプル騎士団長のメレディスが握っていた。しかし、その圧政に対して筆頭魔道士オーシノが反乱を起こす。ホークはどちらに力を貸すのか？
リアルタイムかつ戦略性の高いバトル！
フィールドで敵と遭遇したり、会話イベントの結果として戦うことになると、シームレスにバトルが始まる。パーティーは最大4名で、操作するキャラクターを切り替えることも可能。リアルタイムバトルを一時停止して特殊能力を発動させたり、仲間のAIに細かく作戦をセットしておけたりと、一見アクションRPGだが、戦略性は高い。バトル終了時には体力とスタミナ/マナが全回復するので、回復のタイミングなども重要になってくるぞ。
どのクラスでも、敵を脆弱・恐怖、眩暈といったステータス異常に追い込むアビリティを持っている。仲間がステータス異常にした敵に対して特定のアビリティを発動させると、“クロスクラス・コンボ”と呼ばれる特別なコンボ攻撃が成立する。絶妙なコンビネーションでクロスクラス・コンボを決めれば、強敵にも十分対抗できるだろう。
■脆弱
「脆弱」は、魔道士が習得できるアイスタッチ、コーンオブコールド、風化のアビリティ系統から誘発できる。
【コンボにつなげる場合】
戦士
マイティブロウ+シャッターブロウ、サイス+リーバー
ローグ
爆裂の矢+粉砕の矢、ランスアロー+パニッシングアローなど
■恐怖
相手を恐怖に陥れる。ローグの撹乱射撃、威嚇の霧、混沌などから誘発できる。
【コンボにつなげる場合】
戦士
シールドアサルト+アサルトラッシュ、なぎ払い+吹き飛ばし、魂の暴食+強欲
魔道士
ストーンフィスト+ゴーレムフィスト、スピリットボルト+スピリットストライク、コープスボム
■眩暈
相手をよろめかせる。戦士のシールドバッシュ、強撃、ポメルブロウ、ブレイクなどから誘発できる。
【コンボにつなげる場合】
ローグ
ブレイクストライク+無慈悲な一撃、斬り裂き+深手など
魔道士
チェインライトニング+連鎖反応、念動の牢獄+麻痺の牢獄など
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