趣向を凝らしたバトルが展開! 『ファイナルファンタジーXV』チャプター5までのプレビュー&プレイ動画公開

公開日時:2016-10-21 10:10:00

 スクウェア・エニックスから2016年11月29日に世界同時発売となる、全世界待望のプレイステーション4、Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV』。E3 2016、gamescom2016に引き続き、3回目となるレビュー用の新ビルドが到着。今回は、チャプター5までプレイした感想とプレイ動画をお届けしよう。

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 既報の通り、本作は“メインクエスト”を追っていくかたちで物語を進行する。チャプター5までのメインクエストでは、E3でプレイアブル出展されたタイタン戦や、これまでアクティブ・タイム・レポートなどで紹介された帝国軍基地への侵入クエストなどが含まれていた。

 タイタン戦では、タイタンと対峙するまでの道中がアクション・アドベンチャーのようなハラハラドキドキの展開が楽しめる。たとえば、崩壊していく足場をダッシュで駆け抜けたり、落下するあいだにシフトでうまく着地したり。そのハラハラドキドキはタイタン戦でも続き、タイタンの巨大な足や手が振り下ろされくる! といったときは、ガード→パリィで弾き返す流れ。このあたりのプレイ感は、QTEに近い。もちろん、それだけではなく、タイタンに剣を叩き込むバトルもしっかり。

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 一方、帝国軍基地への侵入では、敵兵に見つからないように進み、要所では兵士を背後からシフトキル! こちらのクエストではスニーキングアクションのようなゲームデザインとなっているのだ。ただ、見つかっても通常バトルで敵兵を倒せばいいだけなので問題なし。正面からどうどうと突っ込むプレイもアリだろう(ただ、敵兵はちょっと強いので、苦労するだろうけど)。

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▲シフトブレイクならぬシフトキルで警備兵を背後から始末。

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▲機銃でド派手に暴れ回ることも可能。

 もちろん、通常のRPGのようにダンジョンに潜って、あるものを取ってくる、といったクエストもある。ダンジョンでは、地上のフィールドとは違い、モンスターは突然沸いてくる(というか、隠れている)。しかも、容姿はどのモンスターも凶悪で怖い。ビクビクしながら進むことになるのだが、ゲーム序盤でもダンジョンはかなり複雑な構造のものもあり、挑み甲斐あり。序盤だから……といったゲーム的な配慮はなく、リアルと同様、“厳しい自然”が本作でも広がっているのだ。

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▲『FFXV』は、和風なテイストのモンスターも登場し、かなり不気味。

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▲ノクトがカエルに!

 最後に、本作をスタートからチャプター5までをプレイした感想を。今回は、メインクエストをメインに進めたのだが、かかった時間は15時間ほど。チャプターは全部でいくつあるかは現時点では不明だが、物語的にはまだ序盤といった印象で、物語クリアーまでのボリュームはかなりありそうだ。難易度“Nomal”だと、メインクエストを中心に進めるとチャプター5くらいまでなら、食事効果やアイテムなどを使って、なんとかクリアーできるといったバランス。サブクエストも適度にこなし、レベルやお金を稼ぎながら進めることをオススメ。サブクエストはかなり用意されいて、依頼はつねに10以上は請け負いながら進め、メインクエストのついでに片づけられる依頼もこなす、といった感じでプレイ。気になるサブクエストもけっこうあったので、早くのんびりプレイしたいです!
''文・撮影:クマ田(ライター)

 しかし、改めて昨年配信された体験版『ファイナルファンタジーXV -EPISODE DUSCAE-』と比べると(下映像)、とくにグラフィックやUIなどが、かなり進化していることがわかりますね。『-EPISODE DUSCAE-』も当時スゴイと思ったけれど。

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