『FFXV』はPS4 Proにもちろん対応! 田畑端ディレクターにインタビュー【TGS 2016】

公開日時:2016-09-23 16:30:00

 2016年9月15日(木)から9月18日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日・16日はビジネスデイ)。同イベント期間中、スクウェア・エニックス『ファイナルファンタジーXV』の田畑端ディレクターに話をうかがう機会をいただいたので、その内容を紹介。本インタビューでは、『ファイナルファンタジーXV』についての細かい話もうかがったのだが、それについては、週刊ファミ通10月13日号(9月29日発売)誌面に掲載するのでお楽しみに。

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――まず、東京ゲームショウのちょっと前に公開された、開発最新バージョンの日本語ゲームプレイ動画では、年をとったノクトたちが出てきて、けっこう驚きました。

田畑 どうしてああいう状況なっているのかは、ゲームの中で体験してほしいんですけど、皆さんがご存じのノクトより、約10年は経過しています。あの姿を公開した理由は、以前、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』を作った時、皆さんが結末を知っている物語の作品を作るというのは、いろいろと工夫ができて、僕自身とても楽しかったんです。彼らがいったいどう成長を遂げていくのか、ゲームを進めていくに従ってすべてが明らかになっていく、ということを体験にしてもらうのもいいかなと考えて、お見せしました。

――なるほど。では、東京ゲームショウ 2016についてうかがいます。試遊版の評判については、いかがでしたか?

田畑 最初のシドとシドニーとの出会いのあと、すぐに自由に遊べたという点と、バトルがすごくいいという感想を多くいただきました。

――ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアのステージでは、ウェイトモードの紹介もありましたが、キャラクターと敵とのあいだにターゲットラインが出るようになっていましたね。

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田畑 自分を狙っている敵がわかるというのと、それぞれ仲間が誰を狙っているかが把握でき、より戦略的に戦えるかな、ということで加えました。ウェイトモードは、無尽蔵に時間を止められるわけではなく、画面下のウェイトゲージが緩やかに減っていき、ゼロになるとそのバトルではウェイトモードへの切り替えができなくなります。

――TGSトレーラーでは、召喚獣のシヴァが初公開されましたが。

田畑 シヴァは、これまでのシリーズ同様、冷気で相手にダメージを与えるという性質自体は変わってないのですが、キャラクター性は『FFXV』のほかの召喚獣よりも強く出ています。また、リヴァイアサンは水辺で呼べるとか、ラムウはどこでも呼べるとかそれぞれ特徴があるんですけど、シヴァの場合はランダムで呼べる、と言いますかときどき勝手に助ける意思表示をしてくれるという感じです。

――ちょっと気ままなタイプ?(笑)

田畑 そうですね。プレイヤーが意図して出せないタイプの召喚獣です。

――最後に東京ゲームショウの前に開催された“2016 PlayStation Press Conference in Japan”では、ソニー・インタラクティブエンタテインメントとのコラボモデル“PlayStation 4 FINAL FANTASY XV LUNA EDITION”が発表されました。こちらに同梱されるのは新型のプレイステーション4ということですが、プレイステーション4 Proのコラボモデルがあるのか気にしている人もいるようなんですが。

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田畑 コラボモデルについては、こちらの施策ではないのですが、現状、プレイステーション4 Proのコラボモデルの予定はないですね。そういう声が多いというのは僕らにの耳にも聞こえてきてはいますが。

――残念です。『ファイナルファンタジーXV』はプレイステーション4 Proには対応しているんですよね? 

田畑 もちろん、『ファイナルファンタジーXV』は、プレイステーション4 Proに対応しています。4Kテレビでは4K解像度で遊べて、HDR対応のテレビであれば自然かつ鮮やかなコントラストで『ファイナルファンタジーXV』が楽しめます。よりリッチなゲーム体験をご希望の方は、プレイステーション4 Proを購入して、プレイしていただければと思います。

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