NEW Audi R8に乗った綾野剛が忽那汐里をエスコート! 『キングスグレイブ FFXV』ワールドプレミアが開催

公開日時:2016-07-05 21:00:00

 2016年7月5日、アニプレックスとスクウェア・エニックスは、2016年7月9日に全国ロードショーを控えるフルCG長編映像作品『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV』の公開を記念して“『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』WORLD PREMIERE”を、六本木ヒルズアリーナで開催した。

 ワールドプレミアのオープニングイベントでは、主人公・ニックス役の綾野剛さん(声優初挑戦)と、劇中オリジナルカスタム版のNEW Audi R8の車内から颯爽と現われ、ヒロイン・ルナフレーナ役の忽那汐里さんをエスコートし、レッドカーペットを通ってステージに登壇。その後、映画ディレクターの野末武志氏を交えてトークショーが行われた。

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 世界初お披露目となったNEW Audi R8から登場した綾野さんは「どういう表情で乗っていたらいいのか、照れくさかったです」とはにかみつつ、レッドカーペットを歩いていたとき演奏された『FF』の生演奏については「生で聴けたことに感動しました!」と興奮気味に語り、『FF』ファンっぷりを早くも発揮。

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▲レッドカーペットの前でパチリ。

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 忽那さんは、「ついこのあいだ声を入れたと思っていましたが……。お披露目する日が来てうれしく思っています」と挨拶。

 綾野さんの『FF』歴は、『FFIII』から(『FFI』も『FFII』も遡ってプレイ済み)。その魅力について綾野さんは、「いつも光と闇をテーマにしていて、主人公側の正義はもちろん、相手側の正義も描き、それをつねに突き詰めているシリーズで、ブレていないところが魅力です!」と力説した。

 一方の忽那さんは『FF』初心者。「初めて『FF』シリーズに触れたからこそ、驚かされることも多くて。とくに『キングスグレイブ FFXV』は、実写に近い映像で驚きました。『FF』に触れたことがない人も、私と同様、本作の魅力に引き込まれるんじゃないでしょうか」と、ゲームファン、『FF』ファンではなくとも、楽しめる作品だということをアピールした。

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 綾野さんは今回、声優に初挑戦。演じてみた感想については、『FF』ファンのひとりとして、うれしかったと思ったが、逆に自分にうまくこなせるか恐怖もあったという。収録中も、「改めてプロの声優さんの凄みも感じましたし、圧倒的な力の差も感じました」とショックを受けたという。だが、力の差を認め、自分にできることを考えたことで、姿勢を正して収録に挑めた、とさまざまな葛藤があったと振り返った。

 忽那さんも同様に、「私たちは専門ではないので、何度も落ち込みながら収録しました。ですが、(役者である)私たちが演じることによって、ふだん『FF』をプレイしない方々にも興味を持ってもらえたらと思っています」。

 そんなふたりの収録を間近で観ていた野末ディレクターは、「綾野さんはシャワー浴びたの? というくらい、汗だくで演じていただいて。忽那さんも、体力の限界で倒れちゃうんじゃないと心配になるくらい全力で演じていただきました」とふたりの奮闘ぶりを紹介した。

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▲ディレクターの野末武志氏。

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 収録以外のエピソードとして、開発現場で『FFXV』本編の開発画面を見せてもらった話を披露した綾野さん。そのとき、好きなモンスターであるモルボルの大きさに「(歴代のモルボルは)こんなに大きかったのか!」と衝撃を受けたという。そんなモルボルだが、『キングスグレイブ FFXV』でも野末氏がデザインしたモルボルが出てくるという。

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▲こちらは『FFXV』に登場するモルボル。

▲野末ディレクターがデザインしたモルボルも劇中に。

 そんな綾野さんのモルボル大きかったエピソードにちなんで、『キングスグレイブ FFXV』公開記念としてステージでゲストに贈られたのは、モルボルケーキ。これには、綾野さんも苦笑いし、忽那さんも「こんなに発色のいいケーキはひさびさに観ました」(忽那さん)と絶妙なフォロー。野末ディレクターは「おいしくなさそう(笑)」とバッサリ(でも、実際はおいしいらしいです)。

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▲公開を記念してモルボルモチーフのケーキが! さっそく臭い……いや、匂いを確かめる『FF』ファン、綾野剛。「いい匂い」とのこと。ホッ。

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▲美男美女がケーキをカット。絵になるはずなのにシュール(答え:モルボル)

 最後に映画の見どころをひと言ずつコメントして、オープニングイベントは終了した。

 「いままでにないような映像表現、ビジュアル表現になっていると思います。気軽に観ていただければ」(野末ディレクター)。

 「いままで『FF』のゲーム触れてたことがない人も、独立した作品として楽しめる作品になっています。ひとりも多くの方に観ていただければうれしいです」(忽那さん)。

 「日本のCG映像の力を見せつけられました。本作は、『FF』ファンとそうじゃない人との架け橋になり得る作品だと思います。そして『FFXV』が世界に羽ばたく作品になるよう楽しみにしています」(綾野さん)。

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▲最後に「サン、ニイ、イチ、GO(剛)!」のかけ声からハンドキャノンで号砲を鳴らし、イベントを締め括った3人。

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▲7月9日から全国ロードショーです。

 その後行われた完成披露試写会および舞台挨拶の模様はのちほどお届けする。


 さっそくここからは、オープニングイベントから劇場に場所移して行われた舞台挨拶の模様をお届け。

 オープニングイベントを終えた感想を問われた綾野さんは、「イベント後、『FF』の生みの親の坂口博信さんに始めてお会いすることができて、「あの坂口さんが目の前にいる!」と、非常にテンパりました。今日は自分にとって特別な日になりました。皆様にとっても特別な日になれば」とコメント。

 忽那さんは、「イベントは緊張しましたが、すごくいい経験をさせていただきました。観ていただける機会をうれしく思います」と感謝を述べた。

 トークショーでは、綾野さんが就労に集中するために収録スタジオの部屋を暗くしたら暗すぎて台本が読めなかったというお茶目な失敗談などを披露。

 綾野さんが劇中で印象に残っているセリフとして挙げたのは、「いまを守るために戦っているわけじゃない」というニックスのひと言。「未来を見据えて行動するという姿勢がいまの自分にはないなと気づかされました」(綾野さん)。

 一方、忽那さんは自身が演じたルナフレーナについて、「守られる女性ですけれど、死を恐れず、何もしないことのほうを恐れるタイプで、強い意思を持った女性です」と紹介した。

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