最長200時間遊べる!? DLCにも言及した『ファイナルファンタジーXV』田畑D一問一答

公開日時:2016-06-17 09:45:00

 スクウェア・エニックスのE3配信番組にて、『ファイナルファンタジーXV』の田畑端氏が、あらかじめ募集されていたユーザーの質問に答える“FINAL FANTASY XV - Top XV Questions”に出演。そこで明らかになったことをお伝えしていく。

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 非表示オプションは存在するとのこと。「みんなスクショを撮ったりしたいだろうし」と田畑氏。

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 「写真撮影モードはあります。仲間のプロンプトが撮ってくれるほか、自分で撮ることもできます」。プロンプトの写真スキルが上がるまで付き合ってあげるのがオススメとのことだが、それが待てない人は自分で撮影可能だ。また、シアターモードは製品版には搭載ナシ。オルティシエのコロシアムについては、「あそこにいくとミニゲームがあります。自分が参加する形ではなく、モンスターどうしが戦っていて、どのモンスターが勝つかに賭ける形です」。ただし、コロシアムについては発売後も発展する可能性を示唆。DLCでの拡張がある? 

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 「現在はないです。プログラムで距離が動的に変化します」とのこと。ただし、ユーザーがマニュアルでカメラの距離を変えるほうがいいだろうと判断すれば、用意される可能性がある。

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 キャラクターを強化しすぎると戦闘が簡単になってしまうのでは、という懸念からの質問。それに対し、強化すれば一撃で倒せるというのは、悪いことではないと田畑氏。「敵のレベルに及ばない、もしくは同等のときに、テクニックで実力差を補って倒すというのも『FFXV』の魅力」。一方で、「レベルを上げたくないというプレイヤーのために、レベルをキャップするアイテムがあります」とのこと。低レベルクリアーも目指せる!?

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 UIのデザインは、もう1回リニューアルがあり、機能性も向上する。現状はほかに比べ、UIとNPCの進捗が思わしくないようだ。「これから製品版のクオリティーにしていく」とのこと。コントロールレイアウトは、通常と『-EPISODE DUSCAE-』バージョンが選べるほか、もう1種類が採用される可能性もあるという。もちろん、いつでも切り替えられる。

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 「ノーコメント……というのはうそです(笑)。あのシーンは、ストーリーの終盤の終盤。旅を終えてインソムニアに帰ってきたところです」。服装については確かに“王の剣”のものだが、彼らがそれを着ている理由は、ストーリーに大きく関わることのようだ。

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 「いわゆるタウンとしては出てきません。戦闘するためのロケーションとして新宿が登場します」。なお都庁前だけでなく、広い範囲でバトルを行えるとのこと。オルティシエやレスタルムのようないわゆる街の形ではなく、バトルフィールドの一種となる。こちらも、ストーリーを進めたり、『キングスグレイブ FFXV』を見ることで、その理由が垣間見えてくる。

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 「ストーリークリアーまでで40~50時間です。最低でも40時間」。また、豊富なやり込み要素だけで100時間は遊べるとか! 「トータルだと200時間くらいは遊べるんじゃないかなと思います」。長く待たせているだけに、しっかり遊ばせたいという田畑氏の想いがあるようだ。

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 ギリギリまで最適化する都合で製品版については答えられないため、今回のE3デモについて回答。両ハードで違いがあり、「Xbox OneはDynamic Resolution(動的解像度)で800p~900p、30フレーム。『-EPISODE DUSCAE-』より最適化が進んで、『プラチナデモ』よりいい状態です。30フレームを割り込むのは、仲間にコマンドを実行したとき。エフェクトがいっぱい出て、GPUが追いつかなくなり、26~27フレームになることがある」。ただし、おそらくゲームプレイ上は気にならないだろうとのこと。またPS4は、「900p~1080pでDynamic Resolutionを維持しています。常時1080p、30フレーム出ています」。やはりGPUの関係でフレームレートが落ちる可能性があるものの、その場合は解像度が下がり、30フレームを維持する。また、アンチエイリアリングは常時ではなく、数フレームごとにかける処理を行っているとのこと。

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 「ダッシュの距離は、食事によって延ばすことができます」。レベルアップでの影響はない模様。また、現在のバージョンではスタミナゲージが表示されるが、これは非表示にもできるそうだ。

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 「『Somnus』はあります。大事な曲として扱っています」。また、シリアスなところも、悲劇的な部分もあるとのこと。ただし、『FFヴェルサスXIII』ではなく、あくまでナンバリングの最新作なので、ワイドな層に受け入れられる内容に調整はしているようだ。

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 召喚獣の数は、「すごくいっぱいいるわけではなく、少数精鋭です」。数よりも、個々の個性が際立って印象深いものにしているという。また召喚獣は、ノクトが彼らの力を借りて、何かに対抗しなければならなくなる状況になり、その際に立ちはだかる存在になるとのこと。タイタンのように、その力を借りるべく試練を課されるのだろうか。なおカーバンクルのように、ストーリーに関わらない召喚獣も存在。また召喚獣は、特定の国ではなく、「星を守護する存在です」。

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 召喚獣を呼べる条件は、ひとつではない模様。「ノクトがピンチのときに呼べる召喚獣もいるし、仲間がピンチになると呼べるやつもいる。そうではない条件で来る召喚獣もいます」。召喚獣ごとにパーソナリティーがあり、それに沿った条件が設定されているそうだ。「たとえばリヴァイアサンは、周囲に水がないと召喚できません」といった具合。また、洞窟の中でラムウを呼んだ場合、通常の召喚とは異なり、遠くから杖を投げるといった、状況に応じた演出の変化もあるらしい。

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 「エアステップソードは恐らく入ってるね。エンジンソードは製品版に登場します。特別な効果を持っています」。ちなみにエンジンソードは正式名称だそう。

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 「DLCの計画は、ほぼ固める段階まできました。コンセプトは、『FFXV』を買ってよかったと思ってもらえるようなもの。そして長く楽しめるもの」。追加ストーリーやコスチュームだけでなく、「おお、そんなものが」と驚くような展開も用意されているとか。また、E3会期に合わせて発表されたVRコンテンツについても、「しっかり作ったDLCとして出したいと思っています」とのこと。製品版が完成するまでは、担当のスタッフのみで対応し、製品版がアップしたところでチームをそちらへ投入する。

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「装備している武器や、修得しているアビリティで変化します」。武器で変わるのはアクション、アビリティで変わるのは行動(AI)になる。なお、仲間のアビリティは、プレイヤーが任意で発動指示を出せる。一度使うとクールタイムが発生するため、連続では発動できないが、バトルにおいては強力な助けとなる。なお、オートで使用するアビリティもあるようだ。ちなみに魔法は、サブウェポンとして設定しておくことで、仲間も使用することができる。

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