【攻略ライターのキャラ指南】セフィロスの使いかた

文:YU

公開日時:2020-03-24 15:00:00

スクウェア・エニックスのスマホアプリ『ディシディアFF オペラオムニア』も3周年を迎え、その間、キャラクター調整やLD、BT武器なども実装され、キャラクターの性能や立ち回りも少しずつ変化しています。そこで当コーナーでは、LDとBT武器が実装されたキャラクターをメインに、『DFFOO』攻略ライターの視点で改めてキャラクターの使いかたをレクチャー。1回目は、セフィロスをお届け(2020年3月24日時点)。

なお、ここで解説する各種技の効果は、最大まで覚醒や限界突破を行い、武器のパッシブも装備した際のものとなります。

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キャラクター性能と各種アビリティについて

セフィロスは近距離物理攻撃を主体としたアタッカーです。パッシブやバフの性能は味方に影響するような内容がないぶん、自身のステータス強化に特化しており、近距離物理アタッカーとして高い火力を叩き出してくれます。

“縮地”や“八刀一閃”を始め、セフィロスのアビリティは、ほぼ単体BRV攻撃+HP攻撃のため、基本的に対単体戦向きの性能といえます。両アビリティで段階アップできる固有バフ“ジェノバ”は、セフィロス自身の素早さアップ、敵全体の素早さダウンという効果(素早さアップのみ段階的に効果が上昇。最大5)。敵を弱体する効果があるにもかかわらず、バフとして付与される点から、敵のデバフ耐性に影響されないという点が強みのひとつです。

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“閃光”は、セフィロスの数少ない全体BRV攻撃を持つLDアビリティです。これで付与できる固有デバフ“細胞侵食”は、対象の被BRVダメージアップとスリップの効果。使用回数は3回と少ないですが、“細胞侵食”の効果期間が8ACTと長め。また、“フレーム付き”のため、効果解除や押し出しがされにくい点もいいですね。ただ、最近の強敵はフレーム付きのデバフを強制解除してくる場合があるため、相手によっては使うタイミングがシビアになることも。

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EXアビリティ“ブラックマテリア”はBRV攻撃を行いませんが、どんなに相手が高BRVをかかえていようが、敵全体のBRVを0にする優れモノ。さらに、自身にBRVを加算してのHP攻撃なので、敵の防御性能や耐性に関わらず、上限近いダメージが期待できます。しかも次の行動でアビリティの使用回数を消費しない(※一部アビリティを除く)ため、長期戦の運用もしやすくなります。こちらで付与される固有バフ“リユニオン”は、最大BRVアップとBRVリジェネを併せ持った効果。こちらも、“ジェノバ”と同様に段階的に効果が上昇します(最大5)。

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なお、セフィロスの各種変化コマンドは、いずれもシンプルな多段HITの近距離物理BRV攻撃(+HP攻撃)となっています。 “BRV攻撃+”は“ジェノバ”の付与、“HP攻撃+”はEX武器真化、“BRV攻撃++”と“HP攻撃++”はLD武器の限界突破1で使用可能です。

EXアビリティの効果でアビリティ回数を節約できるとはいえ、回数制限のあるアビリティのみで長期戦を戦い抜くことは難しいです。“HP攻撃+”、“HP攻撃++”には最大BRV上限突破性能もあるため、行動開始時にある程度BRVを所持しているならこれらの変化コマンドでも十分にダメージを与えられます。

BT武器のフィニッシュバースト“天照”使用後の“バースト効果”は、敵味方の行動順が経過するたびに敵全体のBRVを1にするというもの。ブレイク中の相手も強制的に復帰させるため、期間中であれば何度もくり返しブレイク(遅延)させることができます。

もちろん、全体BRV攻撃を持つキャラクターであれば、敵全体の遅延も可能です。ただし、“ブラックマテリア”ではブレイクできないため、セフィロスの場合は“閃光”を使う必要があります。

パーティ編成時のポイント

セフィロスは自身に付与するバフが2種(ジェノバ、リユニオン)、敵に付与するデバフが1種(細胞侵食)のため、比較的バッファー・デバッファーどちらも組み合わせやすいキャラクターです。

ただ、BRV攻撃以外の攻撃コマンドは、いずれもHP攻撃後にBRV回復がないため、ターゲットされている状態だとアビリティが使いにくかったりします。“ターゲット固定”や“かばう”といった行動ができる盾役や、BRV分配ができるサポーターと一緒に編成すると安定して立ち回りやすいです。

また、セフィロス自身はHP回復手段を持たないため、高難易度のクエストに挑む際は、HP回復手段を持つキャラクターと一緒に組ませた方がいいでしょう。対複数の敵に対して“天照”のバースト効果を活かしたいなら、全体BRV攻撃を持つキャラクターも有効です。

キャラクターの立ち回りについて

クエスト開始時、私は最初に固有バフ“ジェノバ”を5段階にするために、“縮地”→“八刀一閃”を1回ずつ使っています。どちらのアビリティでも“ジェノバ”の段階を強化できるのですが、“縮地”は無条件で2段階強化できるのに対し、“八刀一閃”はブレイク時、またはブレイク中の対象に対して使わないと1段階しか強化できません。

“縮地”と“八刀一閃”の使い分けですが、BRVが溜まっている状態では“縮地”、BRVが0に近いなら“八刀一閃”がオススメ。“縮地”は、攻撃の最中に一度HP攻撃を挟むため、BRVが溜まっているほうがより大ダメージを与えることができます。

真化武器のパッシブ効果で、クエスト開始時に“ジェノバ”が3段階付与されるので、“縮地”だけで“ジェノバ”が5段階になるのですが、“八刀一閃”には使用時の“ジェノバ”の段階に応じてセフィロスの最大BRVと攻撃力を上昇させる効果もあります。なので、“縮地”で“ジェノバ”を5段階にしたあと、“八刀一閃”を使うと最大BRVと攻撃力がさらに強化されるのです。

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▲クエスト開始時のセフィロスの最大BRV(“ジェノバ”3段階適用)

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▲“縮地”→“八刀一閃”後のセフィロスの最大BRV(“ジェノバ”5段階適用)

ちなみに、LDアビリティ“閃光”があるなら、先に敵に固有デバフ“細胞浸食”を付与しておくといいですね。セフィロスはアビリティ3回程度でEXアビリティのゲージがたまるので、そこから“ブラックマテリア”で“リユニオン”を5段階に。これで“ジェノバ”と“リユニオン”が最大まで強化されたセフィロスが完成します。

あとは、“ジェノバ”と“リユニオン”の効果が切れないように、適宜各種アビリティを使いながらEXアビリティを回していきます。前述のとおりEXアビリティ後はアビリティの使用回数を消費しないため、“縮地”か“八刀一閃”を使って“ジェノバ”の効果を更新するといいでしょう。ただ、敵から狙われている状態などでBRVの状態を維持したい場合は、アディショナルアビリティの“アタックブーストアップ”→“BRV攻撃”と立ち回るのもアリかと。

バーストモードの使いどころとしては、バトル後半の押し込み以外に、バフ“リユニオン”やデバフ“細胞侵食”の効果が切れそうなとき、敵が高BRVを抱えている状態でEXアビリティが使えないとき、などがオススメです。バースト効果で敵全体のBRVを強制的に1にするため、ブレイクで敵の行動順を遅らせて、戦況を立て直しやすくなります。

バーストモード中のコマンド順については、バフ・デバフの効果状況に応じて、優先順位をつけるといいでしょう。

フレンドキャラクターとして呼び出す場合

セフィロスをフレンドキャラクターとして呼び出す場合、1~3ACTのあいだにフィニッシュバーストの“天照”を使って、バースト効果を発動させましょう。 そのほかの行動は、“閃光”や“ブラックマテリア”などがオススメ。なるべくセフィロスの行動順を早めたくないため、行動負荷が低めの“縮地”は避けたいところです。

ちなみに、フレンドセフィロス の“天照”の後、自分のキャラクターのバーストモードを発動すると、バーストモード中、毎回敵全体のBRVが1になるため、大ダメージを与えつつ敵の行動順を下げられるというロマンコンボができます。いろいろ考えてみたのですが、いまのところもっとも相性がよさそうなのはアーデンだと思ったので、実際に動画を撮ってみました。

動画ではカットしていますが、事前にアーデンの“ファントムギア”を5段階まで強化して、“ファントムライズ++”を発動できる状態にしてからフレンドのセフィロスを呼んでいます。これで“闇のオーラ”を2回使い、敵全体の行動順を5回、“シフトブレイク”の対象は6回も遅らせることが可能になります。

フレンドのバースト効果に、自分のバーストモードを重ねるコンボは組み合わせ次第でいろいろ可能性が広がっていきます。今後も紹介できればと思っていますので、お楽しみに。


※文中で2箇所、表記を修正しました(22:15)

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