『ブレイブルー セントラルフィクション』の収録現場を直撃リポート! ナオト=クロガネ編

公開日時:2015-11-16 13:00:00

 アークシステムワークスのアーケード版対戦格闘ゲーム最新作、『ブレイブルー セントラルフィクション』(以下、『BBCF』)。某月某日、都内のスタジオにて本作のボイス収録が行われた。本稿では、ナオト=クロガネ役の島崎(※)信長さんの収録の様子とインタビューをお届けする。

※=正しくは、やまへんに立と可。

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――収録お疲れ様でした。収録を終えていかがですか?

信長さん(以下、信長) 本日が収録初日ということでしたので、まずはナオトというキャラクターの人物像を把握することから始めました。とても楽しく進められましたと思います。

――森プロデューサーを始めとした開発スタッフとのイメージのズレはありませんでしたか?

信長 事前にナオトが主人公を務める小説『BLAZBLUE-ブレイブルー- ブラッドエッジエクスペリエンス

をじっくり読んでから収録に臨んだので、ナオトがどんな人物なのかはある程度、理解をしていました。でも、今回はゲームの世界に舞台を移しています。小説からゲームに至るまでのナオトの経歴や心の変化は、逐一、森さんに確認しました。このやりとりを経て、自分のなかのイメージをより明確にしていったと同時に新たな発見もありました。

――信長さんの演じたナオトは、どのようなキャラクターなのでしょうか?

信長 彼は、『BBCF』の世界で“異邦人”(エトランジェ)と呼ばれていますが、まさにその通りの人物。異邦人として迷い込んだ人物なんです。その過程で、一部のキャラクターとは不思議なつながりや因縁も生まれています。そのようなことから、どんなキャラクターか? という問いには「これからさまざまな出来事を作り出す人物」という言いかたがもっともふさわしいのかもしれません。小説版では現代日本の高校生でしたが、『BBCF』の世界で何を起こして、どう成長するのかを楽しみにしてほしいですね。ナオトは主人公の風格に満ちた青年で、性格についてもラグナと比べわかりやすく、真っ直ぐな気持ちの持ち主です。現代の高校生ということもあって、彼の価値観はわかりやすく、共感できる面もあるのではないでしょうか?

――ナオトを演じるうえで意識したことはありますか?

信長 彼の持つアツさは小説版でストレートに描かれているのですが、僕が心がけたのは『ブラッドエッジエクスペリエンス』から『ブレイブルー』本編までに経た彼の経験をいかに声で伝えていくか、ということでした。

――これまで対戦格闘ゲームの声を担当された経験はあったのでしょうか?

信長 2D対戦格闘ゲームという分野は初めての経験です。声優としてデビューして以来、対戦格闘ゲームに挑戦したい気持ちを長く抱いていました。その夢がついに叶ってうれしいですね。しかも、個人的にもずっとプレイしていた『ブレイブルー』という作品で出演できるのですから。

――対戦格闘ゲームならではのセリフの多さに苦労されたのではないでしょうか?

信長 同じ技や行動でも、複数のパターンの声がしっかりあるんですよね。これだけバリエーションがあるからこそ、対戦が盛り上がるしプレイヤーを惹きつけるのだと実感しました。今回は、ストレートな気持ちでアツく演技をさせていただいたので、たいへんというよりは楽しい体験でした。

――ちなみに『ブレイブルー』歴はどれくらいなのでしょう?

信長 第1作の『カラミティ・トリガー』からです。当時は学生でしたから、家で弟とガッツリ対戦していました(笑)。ひとりのファンとして、『ブレイブルー』の世界になじんでいたことが、演技にも活きたかなと思っています。

――最初に起用を知らされたときのお気持ちを教えていただけますか?

信長 本当に喜びました。じつはこれはドッキリ企画で、ゲオルグ13世役として起用されたんじゃないかと思ったほど(笑)。後で、ブラッドエッジエクスペリエンスの主人公のナオト役だと聞かされて、もっとビックリしましたよ。

――では最後に、ナオトというキャラクターを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

信長 まさに“ザ・主人公”というイメージがピッタリのアツい男です。モーションや技のひとつひとつが本当にカッコよく、ゲームのキャラクターとしてもド直球。使いやすいしカッコいいんですよ。ぜひ、使ってくださるとうれしいですね。彼の人となりに興味を持った人は、よろしければ小説もチェックしてみてください。どうぞよろしくお願いします。

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『ブレイブルー セントラルフィクション』(BBCF)特設サイト

●GAMESPEC
ハード:PS4、PS3
メーカー:アークシステムワークス
発売日:2016年10月6日発売予定
ジャンル:対戦格闘
価格:パッケージ版 6800円[税抜]
(7344円[税込])
ダウンロード版 5800円[税抜]
(6264円[税込])
限定版 9800円[税抜]
(10584円[税込])

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