Sensor Towerは、2024年1月にリリース10周年を迎えた『LINE:ディズニー ツムツム』について、収益やダウンロード数、MAU(Monthly Active Users、月に1回以上利用のあったユーザーの数)の推移を発表した。

 10周年を迎えたタイミングの2024年1月は、同作が日本のモバイルゲーム全体において『モンスターストライク』や『にゃんこ大戦争』といったゲームアプリと大きな差をつけてトップのMAUを記録。また、Sensor Towerのデータによると、前年同期比で『LINE:ディズニー ツムツム』の収益は+10%、ダウンロード数は+56%とどちらも増加しているようだ。

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以下、リリースを引用

2024年1月に10周年を迎えたツムツムの収益・ダウンロード数が上昇、同月の日本のモバイルゲーム全体のMAUでも2位に大きく差をつけてトップに

2024年1月にリリース10周年を迎えた『LINE:ディズニー ツムツム』が複数の周年イベントを展開し、高いMAUを記録しました。現在でも日本を代表するモバイルパズルゲームの同作は、ダウンロード数も前年同期比で1.5倍増となり、日本のトップモバイルパズルゲームの座を不動のものにしています。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

10周年記念イベントやTVCM効果で、2024年1月に高いMAUを記録したツムツム

日本のモバイルパズルゲームを代表する『LINE:ディズニーツムツム』(LINEヤフー)は、2014年1月29日にリリースされ、10周年を迎えました。モバイル端末の特徴を生かしたシンプルかつテンポの良いゲームプレイに加え、愛らしいディズニーキャラクターが多くのファンを魅了しています。

モバイルゲームにおいて、パズルジャンルは特に競争が激しいジャンルの1つですが、『LINE:ディズニーツムツム』は10周年を迎えた今なお、日本を代表するモバイルパズルゲームのポジションを不動のものにしています。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、『LINE:ディズニーツムツム』は2024年1月に前年同月を大きく上回る高いMAUを記録しました。これは2023年12月からスタートした10周年記念イベント「Tsum Tsum 10th Anniversary Festival」やTVCMの効果によるインパクトだと推察できます。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

2024年に入ってからは、1月1日に映画『ムーラン』より、2024年の辰年に合わせた「ムーシュー」の新ツムの実装、1月4日にはコンボスキルが使えるセットツム「カラフルミッキー&フレンズ〈セット〉」を新登場させるなど、多数の展開を実施しました。

『LINE:ディズニーツムツム』のMAUは日本のモバイルゲーム全体で見ても際立っており、2024年1月において2位以下に大きな差をつけてトップとなりました。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

10周年を迎えた今なお、日本のモバイルゲームにおいて圧倒的な存在感を見せている同作は、日本市場の象徴的なモバイルゲームであるだけでなく、ディズニーキャラクターへの好意が世代を超えて受け継がれていることを示しています。

継続率も人気モバイルパズルゲームより高いツムツムは、前年同期比で収益+10%、ダウンロード数+56%を記録

10周年記念イベントおよびプロモーションの効果は、その他のデータにも現れています。Sensor Towerのデータによると、2024年1月の日本における『LINE:ディズニーツムツム』の収益とダウンロード数は、前年同期比で収益が+10%、ダウンロード数が+56%となっており、ともに増加しています。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

この成長は、モバイルパズルゲーム全体で見ても大きなインパクトになっています。Sensor Towerのデータによると、2024年1月の日本におけるモバイルパズルゲームの収益では、『LINE:ディズニーツムツム』はトップですが、収益成長量においてもトップとなっているのは注目に値します。2位との差も1.3倍以上となっており、10周年記念イベントの効果がわかります。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

また、2024年1月の日本のモバイルゲーム全体における収益成長量でも、『LINE:ディズニーツムツム』は『ONE PIECE バウンティラッシュ』(Bandai Namco Entertainment)に次ぐ2位となっています。年末年始シーズンは人気のモバイルゲーム収益が伸びる傾向がありますが、こうした中でも『LINE:ディズニーツムツム』は際立つ成長をしたと言えます。

継続率においても、『LINE:ディズニーツムツム』の強さが確認できます。Sensor Towerのデータによると、人気のモバイルゲームの2023年第4四半期における日本のApp Storeの継続率では、比較対象のモバイルゲームより継続率が高いことがわかります。

『ディズニー ツムツム』国内モバイルゲームの月間アクティブユーザー数がトップに。10周年イベントの影響もあり2位以下に大きな差をつけた

これはやめどきがわからなくなるゲーム性のほかに、プレイに必要なハートを送り合う機能、ランキング要素を始め、コミュニケーションツール『LINE』(LINEヤフー)との強力な連携が人気の後押しをしていると考えられます。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。

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