海外インディーパブリッシャーのAnnapurna Interactiveが、パズルアドベンチャーゲーム『Cocoon』を2023年9月29日に発売することを発表した。

 本作の対応プラットフォームは、プレイステーション4/5、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC。またXbox Game Passにも対応する。

 本作の開発を率いるのは、かつてPlaydeadで『LIMBO』や『INSIDE』のリードゲームプレイデザイナーを務めたJeppe Carlsen氏。本作もそれらの作品のような、ミステリアスな環境で謎を解いて先に進んでいくパズルアドベンチャーゲームとなっている。

 その鍵となるのが、球体に収められた世界の中に何層にも別の球体の世界が存在する入れ子構造の世界。それぞれの球体は一階層上の世界のパズルのギミックにもなっているというのがポイントだ。

Cocoon
オレンジ色に見える球体がパズルのギミックであり一階層下の世界でもある。頭こんがらがる

 これがどういうことなのか説明すると……現在の階層Aを中心にA-1、A、A+1という3つの階層があるとしよう。AではA+1の世界は球体として見え、プレイヤーが持って動かすことができるし、A階層のギミックを動かすカギになっていたりもする。さらに特定の装置を使って上位のA-1の世界に抜け出したり、AからA+1の世界に入ったりすることもできるのだ。

 これを使って、“階層Aの装置にA+1の球体を置く”、“迫ってくるビームを避けるためにA-1の階層に退避”、“ビームが過ぎたのを見て階層Aに戻り、A+1の球体を運んでギミックを動かす”といった感じに謎を解いて進むのだが、多分まぁ実際に映像を見てもらったほうが早い。

 また基本的にはパズルがメインなものの、ボス戦的なものも存在。今回公開された映像でも、マップギミックをうまく駆使して戦う様子が見られる。