“【龍スタTV#19】生キャバ嬢オーディション合格者発表SP! 龍が如く7外伝”が2023年4月27日20時30分から放送。本番組で、『龍が如く』生キャバ嬢オーディションの合格者が発表された。

【龍スタTV#19】生キャバ嬢オーディション合格者発表SP!【龍が如く7外伝】

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 生キャバ嬢オーディションは、ゲーム内に登場するキャバクラ嬢役を選出する『龍が如く』シリーズではおなじみのオーディション企画。

 『龍が如く6 命の詩。』以来、約6年ぶりとなった今回は一次審査(書類審査)、二次審査(面接審査)を経てファイナリスト10名を選出。そして最終審査の結果、あゆさん、要あいさん、ksonさん、佐山愛さん、中山こころさんが見事合格者に選ばれた。

『龍が如く7外伝』生キャバ嬢オーディション合格者が発表。kson、要あい、中山こころ、佐山愛、あゆの5名がゲーム内に出演決定
左からあゆさん、要あいさん、ksonさん、佐山愛さん、中山こころさん

 合格者の5名は2023年発売予定の『龍が如く7外伝 名を消した男』にて、ゲーム内に登場する店舗で働くキャバクラ嬢役として実写映像で出演。同作のプロモーション活動にも積極的に参加していくことになる。

 なお、この中から賞金100万円と『龍が如く8』に登場する(役の内容は未定)権利が与えられるグランプリも選出。受賞者は後日発表予定となっているので、そちらにも注目だ。

キャバ嬢オーディションの審査員と合格者へのショートインタビュー 

 生キャバ嬢オーディションの合格者発表にあわせて、“龍スタTV”がスタートする直前にメディア向けの取材が実施。審査員を務めた“龍が如くスタジオ”代表・制作総指揮の横山昌義氏、『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーである阪本寛之氏のおふたりと、合格者5名が語ったトークの内容を一部編集してお届けする。

「合否を決めるのは辛かった!」横山昌義氏と阪本寛之氏が語るキャバ嬢オーディション

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左から横山昌義氏、阪本寛之氏

――合格者発表のギリギリまで審査をされていたとのことですが、合格者が決まったいまの気持ちを教えてください。

横山オーディションというのは酷ですね。選考には長い期間をかけましたが、最終選考に残ってもらった10人のうち、合格者は5人になりました。正直なところ、この5人に決めた理由はゲーム的な都合でしかないです。本当に皆さんが素晴らしい演技をしてくださったので、差はほとんどありませんでした。

 なので、最終選考に残った方々の誰かの何かが劣っていたから落としたというよりも、セクシー系や元気系など、それぞれの方向性でゲームに必要な人材を選ばせてもらったという……野球のスタメンを決めるような感じで選ばせてもらいました。ただ、それでも優劣をつけているような感じがして、心が痛かったです。

――そこが選考で苦労した部分ですか?

横山そうですね。実力差がないなかで、合否を決めなければならないのは辛かったです。ファンの方からは「最終選考に残った人は全員合格にすればいいじゃないか」なんてことも言われました。私たちもそうしたい気持ちでいっぱいでしたが、「全員出すのは違う」と最初に決めていたので……。残酷なので、こういったオーディションは二度とやりたくないと思いましたね(苦笑)。合否を伝えるのは私の担当だったのですが、皆さんの顔をちゃんと見られなかったです。

――阪本さんの選考について印象的なことを教えてください。

阪本皆さんの最終審査用の動画撮影にすべて立ち会ったのですが、急に台本を渡してぶっつけ本番で挑んでいただいたにも関わらず、その熱意と本気度は凄まじかったです。その現場を見ているので、合格者を厳選するのは心苦しかったです。演技経験のあるなしに関わらず、皆さんが真摯に挑んでくださったことは非常にありがたく思いました。

――苦労された点はありましたか?

阪本最終審査用の動画撮影が超過密スケジュールだったことですね。そのうえで、撮り逃しがないように入念にチェックするなど、気合いの入った撮影だったこともあり、思い出に残るものでした。その苦労が報われる形になるといいなと思っています。

――今回はまだグランプリを決めないということでしたが、その理由は?

横山10人から5人に絞るだけでもたいへんだったので、グランプリを決めるにはもう少し時間が欲しいというところです。現時点では、まだグランプリの基準も考えていないので、決定までにグランプリの在り方も含めて考えていきたいと思います。

――合格者の皆さんの個性は、ゲーム作りにどうフィードバックされるのでしょうか?

横山演じてもらう役柄を決める前段階で、選考に残った方々にはインタビューをさせてもらっています。その話を聞きながら「この人にはどういう役柄が似合うんだろう?」ということを考えつつ、先にも述べたようにセクシー系なのか、元気系なのかという感じで、ゲームとしての役割に当てはめていきながら作っていくんです。

 当然ながらゲーム中のキャラクターはフィクションなので、パーソナリティーまでそのままというわけではありません。ただ、そのヒントをたくさんもらって作っているので、彼女たちがゲームの中身を作っているといっても過言ではないです。だから、じつは彼女たちにインタビューをするのがいちばん楽しいんですよ(笑)。言えないですけど「へー!」みたいな話がいっぱいあるので。

阪本プライベート情報満載ですからね(笑)。

――今後、合格者のみなさんに期待することはどんなことでしょう?

横山ゲーム中に登場する素材としては申し分ないので、ゲーム作りという観点ではホッとしています。これからプロモーションを含めて長いお付き合いになっていくので、いかに自身の出演した作品を私たちがリーチできない方々に広めていってくれるかということに期待しています。ただ、選考を終えたばかりの現時点では、皆さんに対してとにかく「ありがとう」という気持ちですね。

阪本実写の映像をふんだんに使ったコンテンツというのは『龍が如く』シリーズの中でも初めての試みになります。合格者の皆さんへの期待というよりも、ゲームを遊んでくださる方にとって新しいゲーム体験が感じてもらえるように、そして合格者の皆さんの魅力がしっかり伝えられるようにしなきゃいけないなと思います。

キャバ嬢オーディション合格者のホンネにも注目!

あゆ さん

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――合格した感想をお願いします。

あゆ北新地のリブレットでホステスをしている、あゆです。合格すると思っていなくて、すごく不安だったのですが、名前を呼んでもらえてすごくうれしかったです。これからたくさんアピールして、『龍が如く』にいっぱい貢献できるようにがんばっていきたいと思います!

――最終選考に残っていた人のうち、ライバル視していた人や印象的な人は誰でしたか?

あゆ私は個人的に、ファイナリストだった涼森れむちゃんがタイプだったので、ご一緒できてよかったです。合格した皆さんも職種が違いますし、ふだんは会えない方なので、共演できてうれしいです。

――開発陣からいろいろな質問をされたと思いますが、ドキッとしたり、答えに詰まるような質問をされたりはしましたか? もしあれば、それはどんなものでしたか?

あゆうーん、私はとくになかったです。

要あい さん

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――合格した感想をお願いします。

グラビアアイドルやレースクイーンをしています。名前を呼ばれたときに涙が止まらないほどうれしかったです。選んでいただいたからには、後悔させないように、『龍が如く』に還元できたらいいなと思います。

――最終選考に残っていた人のうち、ライバル視していた人や印象的な人は誰でしたか?

私はオーディションを通じてksonと仲よくなって、お友だちとして遊ぶくらい親しくなりました。オーディションが進むに連れ、「ふたりともどうなるの?」という感じで緊張感もあったのですが、揃って合格できてうれしいです。

――開発陣からいろいろな質問をされたと思いますが、ドキッとしたり、答えに詰まるような質問をされたりはしましたか? もしあれば、それはどんなものでしたか?

審査員の方が私のTikTokを見てくださっていて、「あなたならこのTikTokという媒体でどうやって『龍が如く』を広めていきますか?」という質問が来て、ドキッとしました。自分自身のPRの対策ばかりしていたので。その場で絞り出して答えた記憶はありますが、何を言ったかはもう覚えていません(笑)。

kson さん

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――合格した感想をお願いします。

ksonYouTubeやTwitchなどで配信者として活動しています。何年も前から『龍が如く』のキャバ嬢オーディションで合格するのが夢だったので、それが叶って超うれしいです! 誰が合格してもおかしくない状態だったと思うので、自分の名前が呼ばれたときはすごくビックリしましたし、いまでも信じられない気持ちです。

――最終選考に残っていた人のうち、ライバル視していた人や印象的な人は誰でしたか?

ksonライバルじゃないですけど、私も要あいちゃんと仲よくなったことが印象的です。昨日も前夜祭と称して要あいちゃんがウチに来ていたくらいで(笑)。お酒を飲みながら、「絶対受かろう! でも、どちらかが落ちたらどう接したらいいだろう?」なんていうことを話したりもしていたのですが、いま要あいちゃんの隣に立てているのが超うれしいです!

――開発陣からいろいろな質問をされたと思いますが、ドキッとしたり、答えに詰まるような質問をされたりはしましたか? もしあれば、それはどんなものでしたか?

kson自分というよりほかの人がヒヤッとしたと思うのですが、二次審査のときに横山さんが「みんな何で『龍が如く』を知ったの? どうせ元彼でしょ?」って言ったときですね(笑)。私はオープンにしていたのでよかったのですが、アイドルの方とかはたいへんだったと思います。

佐山愛 さん

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――合格した感想をお願いします。

佐山セクシー女優をやっています。正直な感想を言うと、「まさか自分が」という気持ちが半分、「なんだかいけそうな気がする」というよくわからない自信が半分だったので、合格が決まった時はうれしいというより、ひと安心したという気持ちのほうが強かったです。今後は、5人でもっともっと『龍が如く』を盛り上げていけたらなと思います。

――最終選考に残っていた人のうち、ライバル視していた人や印象的な人は誰でしたか?

佐山じつは、私とファイナリストの涼森れむちゃん、服部彩加ちゃんは二次審査の面談で同じグループだったんです。5人ひと組の中の3人が10人のファイナリストに選ばれていたことに驚いた覚きました。1グループでひとりがピックアップされてファイナリストになる……みたいな感じだと思っていたので。「それだけみんなの個性が強かったから選ばれたんだろうね」という話を3人でしていました。

 いまここにその3人で立てていないことは残念ですが、ふたりの想いも勝手に背負ってがんばりたいと思います。

――開発陣からいろいろな質問をされたと思いますが、ドキッとしたり、答えに詰まるような質問をされたりはしましたか? もしあれば、それはどんなものでしたか?

佐山当然ではあるのですが、「『龍が如く』への熱意を語ってください」という質問がありました。私は誰かが横でプレイしているのを見ていた程度で自分では遊んでいなかったんです。ある意味、ほかの方より“ゲーム自体への愛着”みたいなものがなかったので、その質問が来たときに「これが答えられない私って……」と思いました。

中山こころ さん

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――合格した感想をお願いします。

中山女優をやっています。いちばん最初に合格者として私の名前が呼ばれたので、感動する間もなくつぎの人の名前を聞いていた感じです。その後、控え室に戻ったときに安心感とうれしさが込み上げてきました。昨日は寝られなかったのですが、今日はちゃんと寝られそうです。今後は皆さんといっしょにがんばり、楽しんでいければと思っています。

――最終選考に残っていた人のうち、ライバル視していた人や印象的な人は誰でしたか?

中山私はファイナリストの中でひとりだけ“女優”という肩書きでエントリーしていました。もちろん芝居以外の部分も見られていたとはと思うんですけれど、芝居をやっている身としては、「オーディションに受かってほしいし、受からないとヤバいな!」と思っていました。そういう意味では、みんなをライバル視していたと思います(笑)。

――開発陣からいろいろな質問をされたと思いますが、ドキッとしたり、答えに詰まるような質問をされたりはしましたか? もしあれば、それはどんなものでしたか?

中山二次審査のときに特技や趣味を聞かれたのですが、皆さんがすごくて「私はあまりにも何もない人間だな」と思って、ある意味ヒヤッとしました。

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