【セガ】3DS最終セール開催中。『ぷよテト』『セブンスドラゴンIII』『ヒーローバンク』『3D復刻』など名作が数百円。迷ったらセガ奥成氏、エムツー堀井氏のおすすめを買おう。もしくは全部！【29本分が約1万円】

　2023年3月2日0時00分～3月28日8時59分まで、ニンテンドーeショップにて、セガのニンテンドー3DSソフトがお買い得となる“セガ 3DSファイナルセール”が開催されている。

　ニンテンドーeショップでのニンテンドー3DSシリーズのソフト・追加DLCの販売が、2023年3月28日9時00分をもって終了となる。“セガ 3DSファイナルセール”は、それにあわせたニンテンドー3DSの最後のセールだ。

セガの3DSの名作をお買い得に手に入れる最後のチャンス

　今回のセールでは、『ソニックトゥーン』シリーズや『ぷよぷよテトリス』、『初音ミク Project mirai でらっくす』などの名作のほか、『スペースハリアー』や『ベア･ナックル 怒りの鉄拳』といったクラシックタイトルのニンテンドー3DS版も取り揃えられている。

　何より注目してほしいのは価格帯。割引率は最大94％となっており、150円～1500円の価格帯で購入できるのがうれしい。ちなみに、セール対象作品を全部買い揃えても10100円（『セガ3D復刻アーカイブス』シリーズ収録タイトルと被る13作品は除く）。ほぼ1万円で29作もの名作が楽しめるのだ。

　また、3DSとWii U版のニンテンドーeショップはこのセール終了と同時にサービス終了するので、ダウンロード購入できなくなってしまう。「あのタイトルずっと気になってたのに見逃した……」といったことにならないよう、一度はセール対象作品をチェックしてほしい。

セール対象ソフト（※価格は税込価格）

ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー

価格：5478円⇒500円（90%オフ）

　3DCGで描かれた、同シリーズの新ブランド“ソニックトゥーン”と世界観を同じくするゲーム作品。超音速ハリネズミのソニックが、謎に満ちた島々を舞台に駆け巡るハイスピードアクションアドベンチャーだ。テイルスやナックルズといったおなじみのキャラクターたちに加え、アナグマの女の子・スティックスが初登場となる。

　それぞれに固有のスキルアクションがあるので、状況に応じて操作キャラを切り換えながら、ステージ探索＆攻略を進めていこう。

ソニックトゥーン ファイアー＆アイス

価格：5489円⇒500円（90%オフ）

　ソニックシリーズならではの爽快感あふれるゲームプレイに、新たな能力として“炎と氷を操る力”を追加。攻略性が格段にパワーアップした横スクロールアクションだ。スキルアクションに炎と氷の力を付与でき、“氷の壁を炎で溶かす”、“水面を凍らせて通れるようにする”など、地形に応じて使い分ければ難所を突破できる。

　ほかにも冒険を彩るミニゲームや対戦レース、上下二画面で展開されるボス戦など、見どころは満載！

ソニック ロストワールド

価格：4924円⇒500円（89%オフ）

　携帯ゲーム機のソニックシリーズとしては初となる3Dアクション。360度自由に移動できる世界を舞台に、新たな冒険がくり広げられる。初心者でもプレイしやすいように移動速度はやや遅めになっているものの、スピンダッシュなどを駆使すれば、従来のタイトルと変わらないハイスピードなアクションが楽しめる。

　ほかにも“お助けラジコン”や最大4人での対戦プレイなど、追加要素は充実。最狂軍団“六鬼衆”から未知の大陸を救い出そう！

ヒーローバンク

価格：5133円⇒300円（94%オフ）

　テレビアニメや漫画、トレーディングカードゲームなども同時に展開した“バトル＆マネー”がテーマのRPG。プレイヤーは100億円の借金を背負った小学生・豪勝カイトとなり、ヒーローバトルでの優勝を目指して戦闘や育成に明け暮れることになる。

　実際の職業をモチーフとしたデータスーツ“ヒーロー着”の機能や、ガンガンお金を使って戦力を強化、有利な戦況を作り出していくシステムは独創的で、癖の強いストーリーにも惹かれる。

ヒーローバンク 2

価格：5653円⇒300円（94%オフ）

　独自の世界観で好評を博したマネ―バトルRPGの第2弾。バトルは2vs2のタッグマッチとなり、属性や得意な距離に合わせてパートナーを選択。タイミングを合わせて強力な同時攻撃“ツープラトン”をくり出そう。

　日本全国に存在するライバルたちと戦い、彼らを仲間にすれば、プレイヤーが経営する会社“ガッポリカンパニー”に売上を入れてくれるようになり、借金1兆円の返済への近道に！ 装備可能なヒーロー着は200種類を超えるなど、やり込み要素も満載で、熱いバトルを心ゆくまで楽しめる。

ステラ グロウ

価格：3289円⇒800円（75%オフ）

　“魔女”と呼ばれる存在を中核に展開するシミュレーションRPG。滅びの危機に瀕した世界を、“歌”の力で救う物語を楽しめる。

　ゲームの流れは章仕立てになっていて、各章はさらに“自由時間”と“作戦時間”に区分される。自由時間には仲間たちと交流を深めたり、アルバイトや探索で資金を増やすことが可能。そして作戦時間とはいわゆる戦闘パートで、こちらでは“歌魔法”によってマップ全体にさまざまな効果をもたらすユニット（魔女たち）を、いかにして使いこなすかが重要になってくる。

セブンスドラゴンIII code:VFD

価格：3289円⇒800円（75%オフ）

　人類と竜の戦いを描いたRPG『セブンスドラゴン』シリーズの第4作にして完結編。過去・現代・未来の3つの時代を舞台に壮大な物語が描かれる。おなじみのキャラクターメイクはさらに多種多様になり、バトルはシリーズ最大の9人パーティー制（3人×3組）に。

　戦闘に参加しないメンバーはサポートに回ったり、ときにはパーティーごとにわかれて行動したりと、戦略性はさらにアップ。全編を通して歯ごたえのある戦闘が楽しめる。

セガ3D復刻アーカイブス

価格：4378円⇒1300円（70%オフ）

　往年の名作を3D立体視化したシリーズ“セガ3D復刻プロジェクト”から、6作品をセットにしたお得なタイトル。収録作品は『スペースハリアー』、『ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』、『アウトラン』、『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』、『ザ・スーパー忍II』、『エコー・ザ・ドルフィン』で、各作品には新ボス・新曲などの追加要素も加えられている。

　ボーナスタイトルとしてとして、セガ・マークIII/マスターシステム用の『スペースハリアー3D』と『アウトラン3D』が移植されているのもうれしいところだ。

セガ3D復刻アーカイブス2

価格：4939円⇒1500円（69%オフ）

　“セガ3D復刻プロジェクト”から複数のタイトルをピックアップしたシリーズの第2弾。『ファンタジーゾーンIIダブル』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『サンダーブレード』、『ギャラクシーフォースII』、『獣王記』をはじめ、『パワードリフト』と『ぷよぷよ通』のアーケード版も収録。

　ボーナスタイトルとして『メイズウォーカー』など3作品も移植してあり、第1弾を超えるボリュームになっている。

ぷよぷよクロニクル

価格：3289円⇒500円（84％オフ）

　ぷよぷよシリーズ25周年記念作品となる本作は、3Dグラフィックで表現された世界を冒険するアクションパズルRPG。メインのRPGモードでは、主人公のアルルを操作してさまざまなクエストに挑戦していく。

　戦闘は『ぷよぷよ』のシステムを活かした“スキルバトル”という形式で行われ、ぷよを組むだけでなく、キャラクターごとに用意されたスキルの使いどころも重要になってくる。既存のルールで落ちものパズルを楽しむモードや対戦モードもあり。

ぷよぷよテトリス

価格：3289円⇒800円（70％オフ）

　パズルゲームの代名詞ともいえる2大タイトル『ぷよぷよ』と『テトリス』が共演するコラボゲーム。各作品のルールで勝負するだけでなく、ぷよとテトリミノがひとつのフィールドで共演する“ぷよテトミックス”など、双方のシステムを融合させた新ルールも多数採用。従来とはひと味違うプレイ感覚で対戦を楽しめる。

　インターネット通信では、全国のプレイヤーと腕を競う“全国パズルリーグ”や“クラブ”といったモードも選択可能だ。

初音ミク Project mirai でらっくす

価格：5478円⇒1500円（72％オフ）

　初音ミクをはじめとしたバーチャル・シンガーが歌って踊るリズムアクションゲーム。本作は『初音ミク Project mirai 2』にさまざまな追加要素を盛り込んだインターナショナル版の逆輸入バージョンで、最大の変更点は、一部の楽曲のPVがオリジナルMVから、すべて3DCGの“ねんどろいどPV”にモデルチェンジしたところ。

　前作のデータがあれば引き継ぐこともでき、新たな難度やコスチューム、リズムアイテム、ミニゲームなども追加されている。

3D スーパーハングオン

価格：628円⇒150円（76％オフ）

　本作のオリジナル版はバイク型の筐体で、実際にバイクを運転しているかのような感覚が味わえるアーケード用のレースゲーム。こちらの3DS版ではジャイロセンサー操作やムービング筐体モードなどにより、携帯ゲーム機ながらオリジナル版を意識した操作感覚を楽しめるところがおもしろい。

　また、難度ごとにステージ数が違う4つのコースが用意されていて、本作ではさらに既存4コースをすべてつないだ5つ目のコースにも挑戦できる。

3D ガンスターヒーローズ

価格：880円⇒200円（77％オフ）

　つぎつぎに出現する敵を、多彩な武器を駆使して蹴散らしていく傑作アクションシューティング。武器は基本の4種類の中からふたつを選んで装備でき、それらを合成させることで14種類もの多彩なショット攻撃が可能になる。

　また、スライディングやタックル、投げ技など、銃以外の攻撃手段も豊富で、これらを駆使した多彩な立ち回りも楽しい。3DS版では全武器を任意のタイミングで切り換えられる“フルスペック”モードも収録。

3D ソニック･ザ･ヘッジホッグ

価格：628円⇒200円（68％オフ）

　人気キャラクター・ソニックのデビュー作であり、シリーズの原点となる横スクロールアクションが3D表示対応に。ジャンプとダッシュのみの極めてシンプルな操作方法ながら、高速移動による爽快感は抜群で、バラエティに富んだ6つのゾーンを攻略することになる。

　この3D復刻版では、新たにスピンダッシュアクションが追加（オン／オフの切り換えが可能）されたため、オリジナル版をやり込んだプレイヤーでも新鮮な感覚で楽しめるようになっているのがうれしい。

3D ソニック･ザ･ヘッジホッグ2

価格：880円⇒200円（77％オフ）

　スピード感、爽快感ともにパワーアップしたソニックシリーズの第2弾。ソニックの相棒となるキツネのテイルスが登場したのも本作からで、テイルスを操作して本編をプレイすることも可能だ。

　またアクション面ではスーパースピンダッシュが追加され、爆発的な加速力を活かしたステージ攻略も楽しめるようになった。本体とソフトが2台あれば、オリジナル版にあったふたり同時プレイも再現できる。

3D ベア･ナックル 怒りの鉄拳

価格：628円⇒150円（76％オフ）

　能力が異なる3人の主人公からプレイヤーキャラクターを選び、群がる敵を倒しつつ進んでいくベルトスクロールアクション。敵を掴んだ状態からくり出せる技が豊富で、膝蹴りや投げ、さらには敵の後方に回り込むなど、戦況に応じてさまざまな攻撃手段を選べるのが楽しい。

　1ラウンドにつき1回だけしか発動できないスペシャル攻撃も本作ならではの特徴といえる。3DS版オリジナルの要素としてテンポ抜群の“一撃必殺モード”も収録。

3D ベア･ナックルII 死闘への鎮魂歌

価格：880円⇒250円（71％オフ）

　大ヒットしたベルトスクロールアクションの第2弾。キャラクター数は4人に増え、スペシャル攻撃の仕様もより使いやすいものに変更された。アクションの種類も大幅に増えていて、打撃連打で出る自動コンボや強力な溜め攻撃、背面からの掴み投げ、相手をダウンさせず連続攻撃の起点に使えるジャンプ攻撃など、じつに多彩だ。

　追加要素として、本編とはひと味違う立ち回りが楽しめる“ノックダウンモード”と“カルテットモード”も収録。

3D パワードリフト

価格：880円⇒250円（71％オフ）

　『バーチャファイター』、『シェンムー』などで知られる鈴木裕氏が手がけたレースゲーム。ハイスピードかつダイナミックな演出が魅力で、モンスターマシンに乗り込み、アップダウンが激しい立体的な25ステージを駆け抜けよう。

　ワイド画面＆お手軽難易度設定や、アーケードに近い感覚でプレイできるムービング筐体モードなども搭載。クリアー後のやり込み要素として、セガの歴代キャラクターたちが登場するスペシャルモードも楽しめるのはこの単独配信版だけ。『セガ3D復刻アーカイブス2』収録版にはない要素なので購入時には注意しよう。

3D ぷよぷよ通

価格：880円⇒150円（82％オフ）

　落ちものパズルゲームの代表作のひとつであり、幅広い層から支持されている人気シリーズの第2弾。登場キャラクターは約3倍に増え、相手側のおじゃまぷよを自分の攻撃によって打ち消す“相殺”や、フィールド内のすべてのぷよを消すことでボーナスが発生する“全消し”など、システム面でも多数の新要素が導入された。

　オリジナル版を忠実に再現した“アーケード”のほか、全登場キャラと対戦していく“かちぬき”モードも新たに追加。このモードもプレイできるのはこの単独配信版だけで、『セガ3D復刻アーカイブス2』収録版にはないので購入時には注意しよう。

3D 獣王記

価格：628円⇒200円（68％オフ）

　パワーアップ用のアイテムを入手することで“獣人に変身できる”点が特徴的な横スクロールアクション。変身できる姿は、俊敏な動きと炎をまとった攻撃が得意なウェアウルフ、つねに飛行していて、長距離射程の電撃やバリアを放てるウェアドラゴン、石化ブレスとローリングアタックが使えるウェアベアなどで、それぞれで異なる操作感が楽しめる。

　獣化の姿はステージごとに固定だが、それがランダムになる“きまぐれ変身モード”も収録。

3D ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ

価格：838円⇒200円（76％オフ）

　敵を倒すとコインが手に入るので、それを貯めて武器やエンジンを購入。そうしてどんどん武装を強化していく……というシステムが特徴的な横スクロールシューティングで、本作はシリーズ第1作のリメイク版に当たる。

　操作そのものは8方向レバー＋ショット＆対地ボムというオーソドックスなものなので、誰でもとっつきやすい。本作ならではの追加要素として、予算が続く限りいつでも武器を使用・変更可能な“ウパウパモード”も搭載。

3D ファンタジーゾーンIIダブル

価格：628円⇒200円（76％オフ）

　かわいいビジュアルと、コインを貯めて装備を購入するシステムが特徴的なシューティングゲームの第2弾。自機がライフ制になり、攻撃を受けても即ミスにならなくなったことや、ショップごとに品ぞろえが異なる点など、さまざまな改良が施されている。

　オリジナル版である『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』のリメイクバージョンと、スコアアタックが楽しめる完全新作『ファンタジーゾーンII リンク･ループ･ランド』の2本を収録。

3D ギャラクシーフォースII

価格：638円⇒150円（82％オフ）

　後方視点から自機を操り、広大な宇宙空間やさまざまな惑星を転戦していく3Dシューティング。戦闘機のエネルギーがなくなる前に、バルカンショットやロックオンミサイルを駆使して、敵基地の中心部に隠されたコアの破壊を目指す。

　蛇状の巨大な敵や分裂編隊を組む敵機、大量のミサイルなど、戦闘中の演出は派手で見ごたえもばっちり。さらに拡張スライドパッドがあれば、アーケード筐体に準拠した“右手で自機移動、左手でスロットル調整”という操作も可能となる。

3D サンダーブレード

価格：1019円⇒200円（80％オフ）

　後方視点から見た3Dモードと、上方視点から見た2Dモードを交互に表示する映像表現が特徴的な、攻撃ヘリを操る3Dシューティング。画面の拡大縮小による自機の昇降の表現も秀逸で、機銃とミサイルを駆使しつつ、反政府軍のゲリラ集団を掃討することが目的となる。

　アーケードモードをクリアーすると、演出面やゲームバランスが強化・調整され、新たな敵機＆真のラスボスも登場する“サンダーブレード スペシャルモード”が解放される。

3D スペースハリアー

価格：628円⇒150円（76％オフ）

　圧倒的なスピード感で画面奥から迫ってくる敵を撃退していく3Dシューティング。全18ステージで構成され、各ステージの最後では巨大なボスキャラクターとの手に汗握る戦闘が楽しめる。

　ワイド画面対応に加え、ムービング筐体を擬似再現したモード（プレイヤーの動きに合わせて画面が上下左右に動く）も用意。ほかにも、実際の筐体から発せられた機械音を再現する環境音設定や途中セーブ／ロード、リプレイ機能などが備わっている。

　『セガ3D復刻アーカイブス』版では3Dの立体感が大きく改善されており、本作だけを遊びたい場合でも購入時はこの単体配信版ではなく、『セガ3D復刻アーカイブス』版を選ぶというのも手だ。

3D アウトラン

価格：838円⇒200円（76％オフ）

　ヨーロッパの美しい風景の中を名曲に乗せてスポーツカーで駆けめぐる、元祖ドライブゲームの移植作。

　3DS版ならではの新要素として、操縦できる車種を追加。さらに自車のチューニング機能も搭載してあり、ゴール時に手に入るパーツを使って、コーナリング、バンパー、エンジン、タイヤの4要素を自由にカスタマイズできるのも、やり込み派にはうれしいポイントだ。BGMも新たに2曲が加わり、全5曲から選択できるようになっている。

3D ザ･スーパー忍II

価格：628円⇒150円（76％オフ）

　セガを代表する横スクロールアクションのシリーズ第6弾。現代に生きる忍が、7つのステージを駆け抜ける。

　第1作よりスピーディーな攻略が可能になったダッシュ移動をはじめ、三角跳びやぶら下がりなど、忍者らしいアクションを多数追加。馬やサーフボードを乗り回すシューティングゲームのようなステージも用意されている。ラウンドセレクト機能により、アクションゲームが苦手な人でもすべてのステージをプレイできるのがうれしい。

3D エコー･ザ･ドルフィン

価格：628円⇒150円（76％オフ）

　イルカを操作して大海原を冒険するアクションアドベンチャー。障害物にぶつからないように泳ぐとかなりのスピードがつき、その状態では水面で大ジャンプが可能。ほかにも超音波を出して周辺のマップを確認したり、仲間やシャチなどと会話ができたりとイルカならではのアクションが満載だ。氷の海、海底遺跡、太古の海と、多彩なステージを攻略しよう。

　ゲーム途中でのセーブ機能や、無敵＋息つぎ不要でプレイ可能なモードも収録。

セガゲー好きセガ社員、レトロゲームを現代に蘇らせるエムツー社長、ファミ通.com編集長のおすすめ・お気に入り3選

　最後のニンテンドー3DSセールということで、セガのゲーム好きセガ社員の奥成洋輔氏、数々のレトロゲームの移植に携わるエムツーの堀井直樹氏、ファミ通.com編集長の世界三大三代川がセレクトした3作も紹介。

　思い出とともに各作品のおすすめポイントを語っていただいたので、ソフト選びの参考にしてみてはいかが？

セガ・奥成洋輔氏のセレクト

　わたしが家庭用ゲーム機用ソフトで最後にプロデュースしたのが『セガ3D復刻』シリーズでした。ですので、今回のニンテンドー3DSソフトの配信停止は感慨深いものがあります。

　おすすめ1本目は、初代『セガ3D復刻アーカイブス』です。その後シリーズは続きましたが、このときは本当にこれでシリーズ終了というつもりで開発しました。

　収録ゲームのうち、『スペースハリアー』はシリーズ最初に開発した単体版『3Dスペースハリアー』のグレードアップバージョンなので、単体版をお持ちの方は比較して技術の向上を楽しんでもらえるとうれしいです。オマケ収録した『セガ・マークIII』の3Dゲームも独特の飛び出し感がたまりませんので、収録作を単体で揃えるよりもおすすめです。

　2本目は『3D ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』をチョイス。ベルトスクロールアクションの、“絵に描いた嘘3Dを本当の立体にして破綻しないようにする”というミッションに挑んだ集大成です。遊びとして軸合わせがしやすいのもいいですよね。

　3本目はあえて『ステラ グロウ』をセレクトしてみました。これは『セブンスドラゴン』シリーズの開発元でもあったイメージエポックさん最後の開発タイトルです。完成していたにも関わらず発売までこぎつけられなかった悲運のソフトを、縁あってセガが引き継いだタイトルで、セガ成分は何もありませんが、イメージエポックさん10年の想いがこもったSRPGであり、発売後は非常に高評価をいただいたタイトルでもあるので、この最後のチャンスをお見逃しなく。

　これはセール対象外ですが、バーチャルコンソール・ゲームギアはお求めやすい価格で発売中です。とくにメガドラミニシリーズで『シャイニング・フォース』シリーズを追体験された方にオススメしたいのが『シャイニング・フォース外伝ファイナルコンフリクト』。1作目のエンディング直後から始まる、ゲームギアでしか遊べない名作なのでぜひ！

　最後に余談ですが、個人的に3DSの売りであった“立体視”表現が昔から大好きで、このシリーズの開発は本当に楽しかったです。今後もセガのクラシックタイトルはたくさんのゲーム機で遊べるようになると思いますが、立体視表現で遊べるのはこのシリーズだけになるかもしれません。ハードがNewニンテンドー3DS LLだと見やすさも初代とは段違いなので、唯一無二の立体体験を改めてお楽しみください。

エムツー・堀井直樹氏のセレクト

　3DSと言えば立体視じゃないですか？ 3DSのセガゲーで立体視といえば、ウチが手がけたあれじゃないです？

　これは手前味噌をコネまくっていいというお誘い？ もしくはウチの子可愛いをやっていいという、それです？

　違うかもしれないけど、そうだと決めつけて立体視特化でやっていくぞ！ Newニンテンドー3DSの立体視の快適さは至高だからな！

　そんな訳で、ボクは3D復刻シリーズを激烈に推します（3タイトルには絞れない……）。『セガ3D復刻アーカイブス』といった“3D”が入っているタイトル群ならどれを遊んで頂いても満足させる自信があるのです。

　3D復刻シリーズの肝は立体視。3DSのその機能を活かした空間表現が目玉なんで、『スペースハリアー』や『ギャラクシーフォース』などの体感ゲームはいかがでしょう？ ゲームセンターにあった頃から3D表現によるスピード感と迫力がすごかったですけど、3DSの立体機能を通した迫力はまた格別ですよ。復刻シリーズ立体視の王道といえます。

　おつぎはちょっと目先を変えて横スクロールアクションゲームなどはいかでしょうか？ そもそも「立体視にしておもしろいの？」と思ったあなたにおすすめ。びっくりするような景色が目の前に現れると思いますよ。中でもボクのおすすめは『ベア・ナックル　怒りの鉄拳』や『ガンスターヒーローズ』。

　『ガンスターヒーローズ』は3DS版製作時に原作者さんが「おお、この戦艦はこういう構造になってたのか！」って驚くくらいの完成度。「構造これであってますか？」って聞きに言ってたのにね（笑）。びっくりする程の景観を貴方に！

　そして〆は『サンダーブレード』。最初に挙げた体感ゲームのシリーズなんですが、ゲームの進行にあわせて視点が変わって、醍醐味である立体視がふたつも味わえるというお得具合。中でも真上からのシーンは高さの移動もあいまってかなりの迫力（とスリル）。ボク個人の好きで奥成さんを説得して作ったタイトルなんですけど、掘り起こした価値がありましたね。

　これらのシリーズは、おしなべてクレジットも凝ってるから、ゲームにつまったら箸休めにするもよし。とくにおすすめなのは『ベア・ナックルII』で、きっとリラックスできるはず。ぜひ口に水分を含みながら楽しんでくれよな！

世界三大三代川のセレクト

　奥成さんと堀井さんに濃ゆいセガタイトルの推薦文はお任せしつつ、私からは長く遊べるという意味でもお得な3本をご紹介。

　『初音ミク Project mirai でらっくす』は3DSで展開された“初音ミク”のリズムアクションシリーズ。ほかの“初音ミク”のリズムアクションともっとも異なるのが、MVがすべてSDのかわいいミクたちになっている点。3DSの裸眼3D表示とも相性がよく、遊んでも良し、見ても良し。個人的に『アゲアゲアゲイン』がとても好きで、Mitchie Mさんが作るメロディーとミクの歌声は珠玉のデキ。ちなみに収録曲は全48曲で、それが1500円って、1曲約31円ですよ？

　続いては、『ぷよぷよテトリス』。もはや説明不要ですが、“ぷよぷよ”も“テトリス”も遊べる最強パズルゲームです。もともとエンドレスで遊べる2大パズルゲームが1本に収録されて、これまた800円。800円で人生のすべての余暇がつぶせるレベル。

　そしてラストは『セブンスドラゴンIII code:VFD』。3DSやPSPで展開した『セブンスドラゴン』シリーズの完結編ですが、これまたやり込み要素が豊富。システムや世界観などは若干人を選ぶところがありますが、チクチクとキャラ育成を長く遊べるのは間違いなし。ただし、ストーリーはいろいろな意味で衝撃なので、ダークな展開が苦手な人は調べてから遊ぶといいでしょう。でもこれまた800円で長く遊べるよ！