2022年11月8日は皆既月食ということで、Twitterのエンターテインメント・トレンドに『ガンダムX』(機動新世紀ガンダムX)が入りました。

 事情がわからない方からすれば、何故なのだろうという事態です。ちょっとだけ理由を説明したいと思います。

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『ガンダムX』と月は密接な関係。そしてあまりにも有名な「月は出ているか?」というセリフ

 端的に言えば『ガンダムX』という作品自体が、月と密接な関係にあるためなのですが、そのことを象徴するセリフも有名です。

 それが第1話のサブタイトルにもなっている「月は出ているか?」というセリフ。実際に作中でジャミル・ニートが発言しているセリフなんです。このセリフのシーンは1話の印象的な場面であるため、視聴者には忘れられないセリフのひとつです。

 そのため本日のように現実で皆既月食などが起こると、ファン心理としては「月は出ているか?」と言わざるを得ない状況になるんですよね……。

【月は出ているか?】『ガンダムX』が皆既月食の影響でトレンド入り。サテライトキャノンや思い出話で盛り上がる
右側のサングラスをかけた男前がジャミル・ニート。

 そして、じつは作品に登場する機体のガンダムXにはサテライトキャノンという装備がありまして、これを使うのに月が重要な役割を果たしています。

 サテライトキャノンについての諸々は、ぜひ本編で確認してもらいたいところです。実際に作品を観てみると皆既月食に『ガンダムX』がトレンド入りする理由がきっと理解できるはずですよ。

 やっぱり、『ガンダムX』を観た後に月関連のニュースがあれば、「月は出ているか?」と言いたくなるものですから。実際に言われた場合は、「は?」と返事をしてあげましょう。きっと相手は喜びます。

 それと皆既月食に合わせてなのか、ガンダム公式YouTubeチャンネル“ガンダムチャンネル”では、第1話の「月は出ているか?」のプレミア公開が実施されました。ぜひ、名セリフ「月は出ているか?」を確認してみてください。

第1話|ガンダムX【ガンチャン】

 『機動新世紀ガンダムX』は、1996年に放送されたテレビアニメ。宇宙革命軍と地球連邦軍の戦争による核の冬から環境の回復が見られるようになった15年後の地球が舞台となります。

 戦災孤児のガロード・ランは、ニュータイプの少女ティファ・アディールの導きで“ガンダムX”を入手。彼女を守ろうとフリーデンに同乗したガロードは、仲間とともにニュータイプに関する戦闘や困難を乗り越えていきます。

【月は出ているか?】『ガンダムX』が皆既月食の影響でトレンド入り。サテライトキャノンや思い出話で盛り上がる

 ちなみに、そもそも月全体が地球の本影に入る現象を皆既月食と呼ぶんだとか。一方で地球の本影に月の一部だけが入る現象を部分月食と呼ぶそうです。

 今回の皆既月食では日本全国で月の欠け始めから月の欠け終わりまでを見られたそうですが、皆さんも見られたでしょうか。

※画像は『機動新世紀ガンダムX』公式サイトより引用。