※以下、『銀魂 THE FINAL』のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください!
現在アマゾンプライムビデオで配信中の映画『銀魂 THE FINAL』。本作は空知英秋氏の大人気マンガを原作とするアニメ『銀魂』の劇場版で、2021年1月に公開されました。今回は、本作のあらすじと見どころに注目していきましょう。
『銀魂 THE FINAL』(アマゾンプライムビデオ)原作マンガのラストをベースにして物語が描かれる本作。“シリーズ史上最高&最強スケールの映画”と銘打っており、まさにアニメ『銀魂』の集大成ともいえる作品です。
物語の軸となるのは“虚(うつろ)”の存在。虚とは“星の生命力・アルタナのエネルギーで生まれた不老不死の化け物”のことで、自らの命を終わらせるために地球を丸ごと道連れにしようと画策します。
そして虚の正体は、かつて幼い坂田銀時たちを教え導いた師匠・吉田松陽でした。銀時、高杉、桂はそれぞれの想いを胸に虚と激突。果たして銀時たちは戦いに勝利することができるのか……結末は見てからのお楽しみです。
“人気キャラ総登場×超ド級アクション×涙の友情”といった見どころ満載の本作ですが、いつも通りエッジの効いた“ギャグシーン”も盛りだくさん。中でもおすすめしたいのは冒頭のシーンで、大人気アニメ『ドラゴンボール』のパロディネタが散りばめられていました。
例えばプロローグに銀時、神楽、新八、柳生九兵衛、猿飛あやめ、真選組などのさまざまなメンバーが登場した際、なぜか全員のビジュアルは『ドラゴンボール』風の作画タッチに。孫悟空やヤムチャを彷彿とさせるキャラクターはもちろん、占いババや大猿といった“コアなキャラ”まで描かれています。
さらに挿入歌では、『ドラゴンボールZ』のオープニングテーマとしておなじみの楽曲『CHA-LA HEAD CHA-LA』を使用。『ドラゴンボール』風に“あらすじ説明”が進んでいきますが、じつは途中で『ONE PIECE』のパロディネタも挟まっていました。ルフィに扮する銀時が堂々と「海賊王におれはなる!」と言い放っているので、『ジャンプ』ファンにとってはたまらないプロローグかもしれません。
ちなみにアマプラではテレビシリーズに加え、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』や『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』も配信中です。
もともと『銀魂』を知らない人や、一度も見たことがない人でも楽しめる映画『銀魂 THE FINAL』。笑いも涙も“超限界突破”した衝撃の最終章を、ぜひチェックしてみては?
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。