『BLAME!』や『バイオメガ』などを生みだしたSFマンガの巨匠、弐瓶勉先生の代表作『シドニアの騎士』。2021年10月2日よりアマゾンプライムビデオでは、6月4日公開の劇場版最新作を含めた下記の作品を一挙配信中です。
- 『シドニアの騎士』(全12話)
- 『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(全12話)
- 『劇場版 シドニアの騎士』
- 『シドニアの騎士 あいつむぐほし』
劇場版最新作が早くも
プライムビデオに登場✨
『#シドニアの騎士 あいつむぐほし』
見放題配信中!
さらに!テレビシリーズ1・2期、
劇場版1作目も<すべて>見放題
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— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP)
2021-10-27 19:00:33
原作マンガ『シドニアの騎士』は、講談社の青年マンガ誌『月刊アフタヌーン』2009年6月号~2015年11月号まで連載されていたSFアクション作品。テレビアニメ版はポリゴン・ピクチュアズ設立30周年記念作品として制作され、2014年4月にアニメ第1期、2015年4月より第2期にあたる『シドニアの騎士 第九惑星戦役』が放送されました。
ポリゴン・ピクチュアズといえば、アニメ界のアカデミー賞と称される“アニー賞”を受賞したデジタルアニメーションスタジオ。フルCGアニメーションの高い技術力を持ったスタジオです。アニメ本編にはアニー賞受賞の『トロン:ライジング』などで培った制作ノウハウが盛り込まれています。
3DCGでありながら従来のアニメのように見えるセルルックの手法で作られている『シドニアの騎士』。その圧巻の映像美から紡がれる物語とは、いったいどのような内容なのでしょうか。
まずタイトルにもあるシドニアとは、“播種船”(はしゅせん)と呼ばれる恒星間宇宙船のこと。対話不能の異生物・奇居子(ガウナ)により太陽系は成す術もなく滅ぼされ、かろうじて生き残った人類の一部は宇宙船シドニアで1000年にも及ぶ逃避行を続けています。シドニアの目的は新たに人類が生存可能な惑星を見つけ、乗組員(住民)を移住させること。“播種船”とは、“種を播く船”という意味ですね。
さて、シドニア出航紀元1009年。最下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長道(声:逢坂良太)は、ひょんなことからシドニアが保有する人型の主力兵器――“衛人(モリト)”の操縦士訓練学校へ入学することになります。
さまざまな訓練生たちと学校生活を送る中、ついに長道たちに初任務が下されるのですが……。任務を遂行する彼らの前に、突如として奇居子が出現。じつに100年ぶりとなる脅威との遭遇に長道たちはどう抗うのか、人類の存亡をかけた戦いが幕を開けます。
ここまで聞くと奇居子との戦いを描いたハードSFのように見えますが、同時に究極のラブストーリーでもある作品。主人公谷風長道と、詳細は省きますが20メートル近い身長を持つ白羽衣つむぎ(声:洲崎綾)の絆を描くアニメでもあります。
今年公開された完結作の劇場アニメ『シドニアの騎士 あいつむぐほし』のキャッチコピーは“身長差15メートルの恋”であり、マンガ『進撃の巨人』の作者で、弐瓶先生をリスペクトする諫山創先生も「かなりラブコメ要素が強い」、「しかも非常に質の高いラブコメ」と推薦コメントを綴っていました。
その作品インタビューでつむぎ役の洲崎綾さんは「長道のセリフはベストな告白」とコメントしたことも。
※インタビューについては下記関連記事をチェック!
ラブコメとシリアスの落差が激しいとも評判の本作。育む絆、襲い来る奇居子、ポリゴン・ピクチュアズのCGだからこそ実現できる激しいロボットアクション……本作には胸が熱くなる要素がいっぱい詰め込まれています。
来たるつぎの休暇は、『シドニアの騎士』のイッキ見で決まりです!
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。