ベルリンの4人の学生によって制作されたという本作は、タイルをつなげていくだけのシンプルなルールのパズルゲーム。

 スタート時に建物や木々、川などでできた40枚のタイルがランダムに用意されているので、1枚ずつタイルを引いてつなぎ、街や森を作っていく。条件を満たすと新たなタイルが追加され、より広大な大地を作り上げることができるように。頭を使ってプレイしながら、どんどん景色が美しくなっていく大陸を眺めるのがとても楽しい。

『Dorfromantik』Steamページ
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
タイルの形はすべて六角形で、川や線路といった一部をのぞいて、隣り合う箇所なら自由に配置できる。
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
建物が並ぶタイルをつないでいけば街が、木々が生い茂るタイルをつないでいけば森ができる。さらにつないで大都市にするなど、どんな大陸にするかは自由だ。
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
最後のタイルを置いた瞬間、ゲームが終了。合計で何枚のタイルを配置できたのかなどでスコアが算出される。なお、筆者はスコアよりも見栄えを気にしながらプレイしてしまう。

同じ種類のタイルで固めてタイルを補充

 タイルの中には、数字付きのアイコンが記載されているものがある。これを起点に、記載された数字と同じ数の同種のタイルをつなぐことで、新たなタイルが補充される。そのため、タイルの補充を目指せば、自然と美しい森や街ができていく。

 なお、ひとつのタイルに建物や、木、畑など複数のオブジェクトが混在しているものもあるため、森や街を形成する際はつなげる方向が重要。木々をつなぐ途中で建物などが挟まるとタイルが途切れてしまう。頭を悩ませながら、大陸を広げていこう。

タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
序盤は数字のタイルを中心に森などを形成するといい。アイコンの種類が異なる数字のタイルを近い位置に置くと、お互い邪魔になってしまうため注意が必要。

特殊なタイルを活用しよう

 本作では、同じ種類のオブジェクトを一定数以上配置するなどのチャレンジを達成すると、新種のタイルが解放。川を船が移動するようになったり、ラベンダー畑を作れるようになったりと、くり返しプレイするほど、より魅力的な大陸を作れるようになる。見栄えを気にしつつ、ハイスコアを目指すのが最高に楽しい。

タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
線路や川があるタイルは、異なるのオブジェクトでルートを塞ぐようには配置できない。線路、川どうしでつなぐ必要がある。
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】
線路と川は交差させられないが、水上駅のタイルを解放できれば川の上に線路を通せるようになるのでとても便利。
タイルをつないで大地を拡大! シンプルだけど奥深いパズルゲーム『Dorfromantik』【とっておきインディー】

Dorfromantik

  • メーカー:Toukana Interactive
  • 開発:Toukana Interactive
  • プラットフォーム:PC
  • 配信日:3月25日
  • 価格:1010円[税込]
  • ジャンル:パズル
  • 備考:ダウンロード専売
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