今回は、ローグライクとカードゲームの魅力が融合したPixel Cattle GamesのスマートフォンおよびPCで配信中のシミュレーション『Blood Card』をお届けします。担当は“長考しがちなライター”だという（人生もかしら？）ヤサマシりつね。
ローグライクな要素と奥深いデッキ構築がマッチした、ダークファンタジーな世界観が特徴のカードゲーム。
プレイヤーは、“ 死神”から逃げながら全3階層に待ち受けるボスを攻略するか、道中で“死神”を倒すことを目指し、ダンジョンの奥へ進みながら強力なカードを集めてデッキを強化していくことになる。
バトルごとに入手できるカードはランダムなため、手に入れたカードをどのように使うのか、どのようにデッキ構築をしていくかはプレイヤーの腕の見せどころ。少し変わったカードゲームを遊びたいという人は要チェックだ。
山札が尽きたらゲームオーバー。カード使いこなして敵を倒せ！
本作では、山札のカード枚数がそのままプレイヤーのHPとなっているのが特徴。最終的に山札のカードがすべてなくなると、ゲームに敗北してしまう。そのため、プレイヤーはデッキを切らさないように敵を倒していかなければならないのだ。
また、カードの種類は攻撃、防御、回復などさまざま。攻撃に偏りすぎた編成にして、気づいたら敗北していた……なんてこともよくあるので、防御や回復もバランスよく使うことが攻略のカギとなる。集めたカードによって戦略も大きく変化するので、臨機応変に使うカード選びをしていくのが本作の醍醐味だ。
【攻撃】 敵や死神にダメージを与えるカード。中には一撃で敵を倒せる爽快感満点のカードも！
【防御】 敵のダメージを軽減するカード。デッキが尽きたら負けとなる。本作ではかなり重要。
【回復】 捨て札を山札に戻す効果を持つカード。残りデッキ枚数を見ながらタイミングよく使おう。
【装備】 攻撃力をプラスしたり、引いたカードのコストを下げるなど、さまざまな効果を付与。
戦うのか、それともイベントに賭けるのか……。プレイヤーの行動が展開を左右する！
プレイヤーは各階層のボスへと挑む前に11ターンのあいだ、戦闘、ショップ、イベントから行動を選択し、そこで得た報酬でデッキを強化していく。
戦闘では、カード購入に必要なゴールドを入手できるほか、ランダムに配られるカードから好きなカードを1枚ゲットできる。イベントは、強力なカードを入手できる報酬から、次ゲームにカードを持ち越し可能になる報酬など、全40種類以上が存在。どのイベントに遭遇するで、展開が大きく分かれるのだ。
イベント
敵との戦闘
命を狙い来る“死神”
戦闘ごとに一定時間が経過すると死神が乱入。毎ターン終了時に敵、味方関係なく攻撃してくる。ターンが進むにつれてどんどん一撃のダメージも上がるので、素早く敵を倒しきるか、もしくは防御カードでダメージを軽減しなければならない。一方で、死神の攻撃力を利用して、防御カードで耐えながら死神が敵を倒すのを待つといった、ユニークな立ち回りを狙ってみるのもひとつの手だ。
ユニークな能力を持つキャラクター
本作では、ゲーム開始時にプレイヤーキャラクターを選択可能で、キャラクターごとに、死神が登場するまでのスピードやエナジーの溜まりかた、特徴が異なる。選んだキャラクターによって、相性のいいカードや戦いかたもガラリと変わる。なお、キャラクターは、イベントで出会うことで解放されていく。
手札をエナジーに変えながら戦う。手札が1枚のときに追加効果を得るカードと相性がいい。
ゲーム開始時からゴールドを持っており、ゴールドをエナジーに変えて戦うのが特徴。
