Remedy Entertainmentの『アランウェイク』は、湖畔の町ブライトフォールズにやってきた小説家アラン・ウェイクが自身の抱える闇と作品世界に追い詰められていくというアクションアドベンチャーゲーム。2010年にXbox 360版が発売されたほか、その後PC版の発売やXbox Oneへの対応なども行われた。

 そして本日、マイクロソフトとの合意により本作の権利がRemedyに完全復帰したことが判明。これは投資家向けに公表された、同社が過去作のロイヤルティとして250万ユーロの支払いを受けるというニュースの中で明らかになったもの。

 なお『アランウェイク』PC版はスピンオフの『Alan Wake's American Nightmare』とともにSteamで70%オフセールが行われており、本編は456円、DLCやAmerican Nightmareを含めた一式では771円で入手可能となっている。

 作品テーマである“光と闇の戦い”をTPSスタイルに取り込んだ独特なギミック(懐中電灯などの光を当てることで敵を倒せるようになる)や、メタ的な構成、作中ドラマの存在や、エピソードごとに振り返りが入る海外ドラマ的演出など、2019年現在でも楽しめるユニークな作品となっているので、未プレイの人はこの機会にプレイしてみるのもいいんじゃないだろうか。