ゲームに登場するカフェをイメージ
全世界で230万人ものユーザーが楽しみ、近々中国でもサービスがスタートするMMORPG、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『新生FFXIV』)とパセラリゾーツがコラボレートしたコンセプトカフェ、“ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ”。2014年7月31日(木)のグランドオープンに先駆けてメディア向けに発表会が催され、メニューの試食や気になる店内が公開された。
“ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ”は、ゲームに登場する緑豊かな都市、グリダニアにある“カーラインカフェ”をイメージとした内装になっており、ゲームに登場する調理アイテムを再現したひと皿や、ファンなら一度食べてみたくなるような魅力的な創作料理を提供する。また、4台のPCが常時配置されており、アカウント情報やワンタイムパスワードを持参すれば、カフェから『新生FFXIV』にログイン、ライブビューイングすることも可能だ。
メディア向け発表会では、ゲストとして『新生FFXIV』プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇。MMORPGというゲームの特質上、プレイヤーどうしがゲーム内に集い、コミュニティを作って楽しんでいることを挙げ、そうしたプレイヤーどうしのつながりはもちろん、プレイヤーと運営スタッフ、開発スタッフとのコミュニケーションを大切にしたいという願いがあることを述べた。
エオルゼアカフェには、“レベルアップイベント”なる企画が設定されている。これは、来店者数によって、カフェの内容が変化していくというもの。レベル1ではスタンプラリーが開催されるようになり、レベル2でリテイナー(従業員)の制服が変更に。レベル3になると、新メニューが追加されるのだ。
エオルゼアカフェ自慢のメニューは、約60種類。プレイヤーが話題にしているモンスターやアイテムをモチーフにしていたり、ゲーム内でクラフターが製作できるレシピを再現したりしたものもある。「まだ自分だけ試食できていないんですよ」と吉田氏。この発表の翌日からチャイナジョイのため、訪中の予定があるなど、多忙さが伝わるエピソードだ。ちなみに、吉田氏が楽しみにしているのは“水神リヴァイアサンの冷やし大海嘯麺”。「あの青いスープがどんな味がするのか!?」と興味津々。宣伝チームのスタッフいわく、「コクがある塩味です。ふつうのラーメンとしておいしいです」と自信たっぷりだった。以下に気になるメニューの中から少しだけ中身をご紹介しよう。なお、価格や名称は仮のもので、変更の可能性があるのであらかじめご了承を。
いよいよカフェの店舗を見学
全32席の店内に入ると、カーラインカフェの象徴とも言えるステンドグラスが目に飛び込んできた。左手にはバーカウンター、正面には4人同時プレイが可能なPC群。そしてバーカウンターの上下や壁面に掲げられた重厚な武器や、エオルゼア全図など、エオルゼアを実感させるアイテムの数々があり、PCの上空で小躍りするモーグリたちが訪問者を出迎えてくれる。
エオルゼアは、世界を構成する建物をはじめ、アイテムひとつとっても細かな設定がなされており、その文字量は360万字を超える膨大な量になるという。エオルゼアカフェのためにこうして再現する際にも、開発スタッフがきびしくクオリティをチェックしたとのことだ。
発表会の最後に吉田氏は、「自分自身もオンラインゲーマー。オフ会に集まる場所を決めてもらえるとコミュニケーションを取りやすい。仲間を集めて、また、訪れたプレイヤーどうしの交流を広げて盛り上がってほしい」と語っていた。あらゆるものがエオルゼア一色で彩られたこの空間に冒険者たちが集まれば、自然とお互いの冒険の話で盛り上がることだろう。
「お忍びで来店しようと思うので、見かけたら声をかけてほしい」という吉田氏を捜しに、
31日のオープン後は通ってみてはどうだろう。
◆ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ
場所 |
パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント |
所在地 |
東京都千代田区外神田1-1-10 2F |
電話番号 |
0120-192-759
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営業時間 |
11:30~22:00 |